
一週間ぶりのPCX。
朝は寒いけどバイク乗っちゃうとやっぱり楽しい。
でもグローブ電熱使わなくても大丈夫なのは、やっぱり去年より暖かいのかな。
さて、マツダの軽自動車が
ターボ付で160万という安さで登場というネット記事がありました。
最近の軽自動車は箱バンタイプで200万越えは普通。
うちのN-BOXもフル装備なので新車は240万越え。
これは私の知っている軽自動車の価格じゃないので衝撃的でした。
これが現実で軽自動車は安いというイメージは消え去りました。
と、言うよりも乗っていて感じるのは日本の大衆車(パブリックカー)は、完全に軽自動車に取って代わられたと思います。
戦後に高価な乗用車を国民に普及すべく規格された軽自動車ですが、役目を終えることなく完全なパブリックカーとなった気がします。
マーチやスターレット、今はFITやヤリス、ノートがそうなるのでしょうが、全体数を見れば軽自動車には敵いませんからね。
そんな中で164万円からのN-BOXに対して154万円からの新型スペーシア(マツダOMEでフレア)が登場。
全面刷新によりデザインや室内の快適性、安全機能など歴代モデルの魅力をより進化させています。上質感と居心地の良さを確保。
衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備。
たぶん軽自動車というよりも装備はもはや文句なしの上級車ですね。
息子のN-BOXも2015年登録ですが、もはや内装含めて軽自動車とは思えません。
2010年式のうちのFREEDなんて、居住性以外は装備負けていますから(笑)。
独身や家族持ちでも子供一人ぐらいなら軽自動車で満足しますからね。
でも、普通車に乗ると運転が楽なのは事実。
週末に出かけましたがN-BOXにすれば、燃費もいいし経済的なのですが、運転の楽さはFREEDの方がかなり上です。疲れ方が全然違います。
その理由が車体に伝わる振動と、外部からの遮音なんですね。
ホイールベースが短く、構造上ピッチングしやすいのかも知れません。
車体が重いことも振動が発生しやすい。
最近の軽自動車は車体寸法の制約の中で、いかに客室や荷室をできるだけ大きくしようと考えられているので、エンジンルームは必然的に小さくなります。そこに収めるには小さな寸法のエンジンであることが重要。またエンジンが小さくなれば軽くなり、燃費に直接的に効いてきます。そこで4気筒ではなく3気筒のエンジンの採用がなされます。
ピストン数が奇数となる直列3気筒の場合、1つの気筒のピストンが燃焼工程にあるとき、ほかの2つのピストンは往復運動の中間位置にあり、しかも上昇と下降の別の動きをしているので、エンジンを回しながらゆするような振動を起きます。それが直列3気筒ならではのスムーズに欠ける振動や騒音の理由です。
またエンジンからの振動を吸収するエンジンマウントや、路面からの騒音を室内に入れないような静音処理も車両価格と燃費向上のためにコストカットされています。
普通車なら、アルミと硬化ゴムで作られていることもありますが、軽自動車は硬質ゴムで耐久性も低いのが現状です。
もちろん3気筒エンジンがダメというわけではなく、最近は1500ccクラスでも3気筒エンジン搭載車が登場しています。
1気筒当たりの燃焼の理想が400cc~500ccということを考えると効率は良いわけです。
振動に関しては、アイドリングストップの登場で、停止中はエンジン止めちゃえば不快な振動を感じないというわけです。
軽自動車の理想は本来2気筒なんですね。でも、高出力でスムーズにさせるには気筒数を増やすしかないわけです。燃費と価格を考えなければスバルの4気筒エンジンなんて、静でかスムーズだった気もします。
普通車並みの快適性を求めちゃうと、そもそも300万円近い軽自動車になってしまい、尚且つ重くて燃費の悪い誰も買わないクルマになるのでしょうね。
Posted at 2024/01/29 23:27:11 | |
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