ブリッツZZ-R車高調&αチューンスタビリンク の取付け(フロント編)

今回はブリッツのDamperZZ-Rって車高調とαチューン製のスタビリンクを購入したのでその取付けを備忘録として整備手帳にアップします。

まずはジャッキアップ及びウマ掛けをしホイールハウス内の作業なのでタイヤを外します。
※足回りの取付け取外しは大トルクと固着の為、結構な力で締めたり緩めたりするので車が落ち無いようにウマ掛けしましょう！

フロントのサスを外す為に外すボルトやナットとブレーキホースにセンサーの箇所はこの前側の画像では赤○部のボルト2本に青○部のブレーキホースを留めてるクリップと緑○部のセンサークリップを外します。
※1 緑○部のセンサークリップはラジオペンチでクリップの両横側を挟んでやれば簡単に外せます。
※2 赤○部のサスを止めているボルトはまだ外しません。

ブレーキホースのクリップはマイナスドライバーなどで最初矢印部の曲がってる部分に当てテコの原理でこじこじしクリップの股が出てきたら画像のように同じようにテコの原理でこじこじすると外せます。

サスの後ろ側は赤○部のナット2個と緑○部のセンサークリップと紫○部のスタビリンクを外します。
緑○部のセンサークリップは前側と同じくラジオペンチで挟んで外します。
※赤○部のナットとスタビリンクの取付けナットは固着&大トルクで締めていますので浸透剤（CRC）を噴いておいてから緩めると良いでしょう。

後は紫○部の何の部品？(何の部品か知ってる人教えて下さい)か判りませんが純正で付いてる物なので車高調に移植する為にスタビリンクの取付けナットと一緒に外します。
※ここも浸透剤（CRC）を噴いておいてから緩めると良いです。

サスのセンサーやブレーキホースにスタビリンクを外したら、ボンネット内に移動しサスを止めている3本のナットを締めます。
※画像のように2本を完全に外し、1本を後少し回せば外れる状態にしておくと作業がしやすいです。

上側の準備が出来れば、サスの下側のまだ抜いてないボルト2本を抜きます。
ボルトを外した時に急にブレーキローターが落ちない様にジャッキ等でブレーキローターを支えておくと良いでしょう。
※多分ボルトが抜け難いと思うのでM10かM12くらいのボルトをサスのボルトのネジ部に当ててハンマーで叩き、ところてん方式で押し出すと楽に外せます。
ボルトを外してブレーキローターとサスが外せたらサスの下側を片手で支え片手で上側の最後のナットを外せばサスが外せます。

後は外した逆の手順でクリップをつけボルトナットを仮留めしておきます。

純正のスタビリンクも外したのでαチューンのスタビリンクを仮留めで取付けしたら、ブレーキローターを支えているジャッキを上げてタイヤが接地してサスのスプリングが少し効いている状態のいわゆる1G状態を擬似的に作り、仮留めしているボルトナットを規定トルク(サスの下側の2本は121N•m、サスの上側3本とスタビリンクの2本は50N•m)で締め付けていきます。
※1G状態で締め付けしないと捻れた状態で固定してしまうのでギシギシ音の元になります。

タイヤを取付けしてフロント側は完成です。〜リア編へ続く〜