
連休中の公園には家族連れが大勢訪れる。そんな中で衝撃的な光景を見てしまった。
ある家族連れが川原でバーベキューをしようと車を停めて道具類を運びだした。小学校中学年くらいの男の子も手伝って食器を運ぼうとしたのだが、なぜか野外バーベキューに陶器の皿を持ってきていて、それを両手鍋の中に積み重ねたものを持たされた。皿は鍋の縁よりも高く積んであるものだから、ちょっと傾けた瞬間に皿が落ちて割れた。傍で見ていた父親はすかさず「いい加減にやってるから落とすんだろ!」と一喝、その子の頭を強く3発たて続けに殴った。ボコボコという音が私のところまで聞こえるほどの強さだ。子供の表情はと見ると、そんなことは日常茶飯事なのか、さほど動揺する様子は見られなかった。
野外バーベキューするのに、陶器の皿を裸で持っていきゃ、割れてもしょうがないのではないだろうか。これでは持たされた者が貧乏くじ引いたようなものではないか。しかも、そんなささいな過失で激しく殴られたりするのは、責任と懲罰との間のバランスを著しく欠いているのではないか。もっと厳しく叱るべき場面ではどのような方法でするつもりなのだろう?何より、楽しいはずの家族での行楽の中であんな暴力を親から受けるなんて、人間の尊厳に反するのではないか・・・。
他所の家にはその家なりの教育方針があるのだろうが、見ていて暗澹たる気分になってしまった。
運転日報
天候:晴れ
走行距離:118キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
積載:100㎏以上200kg未満
Posted at 2006/05/03 19:53:47 | |
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雑感 | クルマ