気に入っていたサンバーを手放して「太鼓判」付きのスプラッシュを導入したのに、「MTでない」というだけで妻から否定され、すっかりイジケモードに入ってしまった。そのため、発作的にスプラッシュを連れて蔵王エコーラインに出掛けてきた。久しぶりの「発病」である。
いつもの山道を駆け巡っていると、思わず頬が緩む。重厚ささえ感じさせる乗り心地、高いロードホールディング、ステアリングからのインフォメーションが豊かなこと、路面の不整に進路を乱されないこと、大きなギャップでもしなやかに受け止める懐の深いサスペンション、そしてホールドの良いしっかりしたシートなど、やはり、このクラスの日本車の水準をはるかに超えている。
それに、ESCが無くても、ツルツルの全面アイスバーンになっている蔵王エコーラインの急坂、急カーブで特に不安はなかった。シートやステアリング操作性が良いので、登りではフロントタイヤのスリップ率を感じながら、下りではタックインでテールが外に流れるのを感じながらアクセルコントロールすればうまく「滑りながら」走れる。
車で5分のスーパーにしか乗って行かないから、妻にはスプラッシュの良さがわからないのかもしれない。そのうち長距離運転して真価を理解する日が来るだろう。
ところで、下りのカーブでテールが流れたとき、FF車ではステアリング操作と「アクセルを踏む」ことにより収束させるのだが、ESCはそのような制御をするのだろうか。「ブレーキを掛ける」ことしかできないのだとすると、アイスバーンの下りではどんどん速度が遅くなって困るのではないだろうか。
運転日報(スプラッシュ)
天候:晴れ
積算走行距離:1012キロ
走行条件:郊外一般道・山岳道
乗員1名
Posted at 2011/01/02 02:13:59 | |
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