今日は長い一日だった。昨日から風邪をひき、鼻水ずるずる喉ガラガラの状態で朝3時起きしてサンバー1号機にトレーラー2号機をつなげて千葉に向け出発した。千葉で製造した梱包資材を受け取るためである。しんどいのはわかっていたので熊本みかんを一袋買って車内で食べながら向かった。行きは順調だった。狙いどおり、平ボディのトレーラーは空気抵抗が少なく、高速でも軽快に走る。ギア比がよく合っていて5速に入れっぱなしでアクセルの加減だけで走れる。
例によってグーグル先生がとんでもない畦道や獣道を案内してくれたおかげで軽トラ+軽トレーラーの良さが見えてきた。軽トラが走れるところならどこでも入っていける。それで普通トラック並みに積めるのだから、うまく活用すればとても便利なはずだ。また、トラクター、トレーラーとも三方開きの平ボディなので、荷役もとても速かった。リフトで軽トラに1パレット、トレーラーに2パレット積んであっという間に終了である。シート掛けがやや手間がかかるが、とれもスマートに荷扱いできる。
当初の予定では1個2,3kgで100個口、200~300kgで楽勝なはずだった。しかし、リフトで積んだときにずしッときたので、計算が誤っていることがすぐにわかった。(後に計量すると1個7㎏・700kg)ちょうどサンバーとトレーラーの積載重量を合わせた数字である。実際はサンバーに200kg、トレーラーに500kgというように偏ってしまったが、これで定量積載時のインプレッションができる。
なんだかヒッチ荷重が大きすぎるようで、荷物の重心が高いこともあってトレーラーのピッチングに合わせてトラクターがぐいぐい揺すられる。ギシギシという音もするし、過積載のトラックを思い出す。タイヤもリーフもぺちゃんこだ。
帰りに獣道の登りで1速でも登れず停止、サイド合わせしようとサイドブレーキ引いてもズルズル下がっていく。後続車がいるし、困った・・・、と見せかけて、こんなこともあろうかとHi-Lo切り替え副変速機やデフロックついた農業仕様を選んでおいたのだ。サイドブレーキが効かない坂をトランスファー切り替えで踏破した。なんでこんな重いのか、コンビニに止まって見てみる。
2号トレーラーはなんか傾いている。
ヒッチ荷重が大きすぎるみたい。
トレーラーのタイヤもリーフもけっこう潰れている。
タイヤのLIの計算やリーフ増しをしてあるから大丈夫なはず。
帰りの高速ではちょっとした登りでも80キロを維持できず、緩やかな登りでも60キロまで落ちるし、登坂車線のあるところでは40キロまで落ちた。大きなクレーンの部品を積んでいる重機屋のトレーラーといい勝負なのだ。でも、これだけ遅いと諦めがつくというか、焦ってもしょうがないと思う。
ここで、軽トレーラーを道具としてガシガシ使いたい人におススメの軽自動車は、低速・高速トランスファー、デフロック、5MT、4WDの付いている車である。アクティ、キャリー、ハイゼット、そしてジムニーで終わってしまうのだが、それ以外の車種では荷物満載時に坂道で立ち往生する可能性大だ。
Posted at 2019/09/26 22:22:54 | |
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