今日は曇り空で暑さが和らいだので、軽トラ2台とトレーラー1号機を洗車して(トレーラーを洗車するのはこれが初めてかもしれない)サッパリして表の駐車スペースにトラックを戻そうとしたら、他所の車が無断駐車している。某公益財団法人のネームがデカデカと入った軽バンである。この軽バンは昨夜は別の駐車スペースに止まっていたが、いずれにせよこのアパートの住人ではなさそうだ。大家さんに問い合わせたら、大家さんも心当たりがないと言う。
しばらく待ったが持ち主が現れる様子が無い。そこで、タイヤにロックをかけ、貼り紙をする。「違法駐車につき〇×まで連絡されたし」という内容だ。そして、近くの交番に電話した。しばらくして、若い警察官が二人やってきた。パトカーのスピーカーで移動するようアナウンスするが反応なし。警察から車の使用者である某公益財団法人に連絡するも、土曜日で応答なし。警察からの貼り紙をフロントガラスに張り付け、警察官は帰っていった。
夜になって、チャイムが鳴った。違法駐車の件かと思いドアを開けると大家さんだった。大家さんが言うには、同じアパートの住人の学生が車を止めたので、大家さんが謝って鍵を外してもうらよう頼んでほしいと依頼されたとのこと。
わけがわからない。
なぜ、大家さんがそんなことを引き受けなければならないのか。「本人から警察に事情説明して、そのうえで私に直接話すように言ってください。なんで大家さんが恐縮して謝らなければならないのか。本人の起こしたトラブルでしょう?」などと話している傍を、階段を駆け抜けてその「本人」が逃げた。大家さんが「ちょっと、〇×さん!?」と呼びかけながら追いかけたが、すぐに姿が見えなくなった。
ますますわけがわからない。
たかが迷惑駐車ぐらいで、どうして逃げなくてはならないのか。警察に連絡している以上、本人からの事情説明と身元確認なくして事件を解決することはできないのだ。きちんと警察に連絡して、謝罪して、鍵を外してもらえばいいことである。もし、私が悪質な人間でゴネたり凄んだりすれば、別の方法で返り討ちにすればいいだけだ。この国は法治国家である。何も心配は要らないのだ。ただし、トラブルの処理方法を知らない若者には、きちんと教える必要がある。ここで甘やかすとそのしっぺ返しが社会のどこかかから返ってくる。それは、自分の子であろうと、他人の子であろうと同様と思っている。
かくして、某公益財団法人の車はそのまま、鍵もそのまま、大家さんはアパート前の車内で待機したまま、となっている。最初にきちんと私と話して、警察にも説明していれば、もう何事もなかったように解決していたことだ。
どうしてこうなった…。
考えれば、某財団法人の車を学生が週末に乗り回していること自体が不自然だ。それに、同じアパートの住人なら、いつも私が使っている駐車スペースに止めるのはおかしい。最初から喧嘩を売るつもりなのか、こういう事態を一般人がどう解決するかを調査するフィールドワークか何かなのか。そして、なぜ逃げるのか。逃げてどうなる。
明日、その学生が変死体で発見されたり、私が謎の暗殺者に襲撃されたり、そこに謎の美少女が現れて助けられたりするのか?それくらい起こっても不思議でないくらい、わけがわからない。
Posted at 2020/08/22 21:25:15 | |
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