
少し遅くなりましたが
見たいと思っていてなかなか見られなかった
「おくりびと」を見ました。
んで、えらく感動したんですよ。
良い映画・・たぶん名作っていうヤツなんろうなぁ
と言うわけで珍しくまじめなレビュー
人の死って言う物をまじめに取り上げた作品
なのに全然重くない。そこかしこにユーモアがちりばめられているから。
でも不謹慎になってる訳ではなく、
本当にまじめに「死」って言う物を考えさせてくれる作品
主人公の納棺師の妻が感情的に「けがらわしい!!」って主人公に向かって叫ぶシーンがある。
たぶん、コレがたいていの人の死に対する考え方だと思う。
「死」とは怖くて、忌み嫌うべき事こと
でも、主人公の台詞に「人は誰だって死ぬ。僕も君も。死は普通の事だ」的な台詞がある。
この考え方ってどうなんだろう?
「死」は誰にでも訪れる。
死ぬことで安らぎを感じられる事もあるだろう。
死ぬことで救いを求められる事もあるだろう。
死ぬことで愛情の再確認をする事もあるだろう。
そう考えると「死」とは少なくても、忌み嫌うべき対象では無いような気がする。
もっと普通に受け止めると「死」について考え方が変わってくる。
やっぱり作品内に「死は終わりでは無く次へとつづく門だと思う」という台詞がある。
死んでいく人は門の向こうへ旅だっていく。
たぶん人それぞれ考え方は違うし、正解のない問題だと思うのだけどすごくすごく理解できる台詞
「死」について尊さを感じ・考えさせる作品
その題材について、俳優陣・スタッフ陣の思いが感じられ
ストーリー内の小さなエピソードや、背景や音楽などに丁寧に込められている
とっても美しい映画でした。
見ているうちは目から鱗ならぬ涙が落ちていたのは恥ずかしい話かな?
でも、そのくらい心に残る良い作品でした。
まだ、後悔終了までに間に合うかな。
もしお時間があるならぜひ見てください。損はしないはず。
オススメです。
・・・・ただ惜しいかな、ヒロスエはいつまで経っても可愛いけれど、演技は微妙だねぇ
Posted at 2008/10/17 17:40:17 | |
トラックバック(0) |
映画って本当にいいですねぇ | 日記