チョットまじめな話。
チューンアップという言葉はもう、かなり耳にしていますが、やはり各人捉え方は違うはず。そこで、少し自分なりの考えを書こうと思います。自分に言い聞かせるため。
チューンとはやはり、調和するとか言う意味があります。ということはチューンアップとは調和しながら持ち上げる、という意味になりますな。では持ち上げるの意味は分るので、調和するとはいったい何かを考えてみた。
調和するとは、僕が思うに、バランスを崩さないということではないでしょうか。人それぞれ、調和の度合いは違うのでここでは、hayataのベースで考えてみた。
たとえば、エアクリを変えると空気の流入量が増える。さらにマフラーを変える。タービンまで変えることもある。そうすると、やはりブーストが上がり、パワーもでる。そこで、燃調コントローラーやブーストコントローラーで調整をする。
日産車などではインジェクターや燃料ポンプが主流で、スバルの給排気チューンと方向性は違えど、最終的には調和が必要になる。
まず、僕が向かったのは足回り。ロールが非常に気になった。というのも、前少しだけ乗っていたエボは箱曲がりをしているくらい固かった。実家の、アウディもそう、剛性が非常に高い。そのため、まず、重心を下げる、ボディ剛性を上げる、などが思い浮かびあがった。重心を下げるには車高調が面白いのだが、僕は、ビルシュタインの性をZで比較したときに惚れてしまったため、ビルシュタインを変えたくなかった。そこでビルシュタインと上手く調和するSTIコイルサスを選んだ。ボディ剛性は、エボのときの話から、HKS関西への愛着があった。下を繋ぎ、効果を確認後、上も。さらに前と調和させたかったので前後のスタビを入れた。リアのロアアームはセダンということで違和感を感じたときにつけようと思ってた。
チューンというとスグにパワーアップが思いついてしまう。でも、剛性なくして制御なし、と日ごろ思っているため、剛性がある程度上がってからパワーを上げようと決めていた。
パワー系はまず、マフラー、エアクリを変えた。やはりブーストがあがり、加速が良くなっている。エンジン周りの状態を見るためメーターを取り付けた。気持ちもスポーティになる。マフラーとエアクリだけではマフラーが勝っていて、非常に加速が急激過ぎた。そこでエアインテークにSAMCOのシリコーンホースを入れた。これで非常に加速がスムーズになり、調和が取れたと考えられる。
あるとき、友人が後から追走中に、黒い煙を噴出していると言って来た。正直ショックだった。燃料が濃いのだろうか。濃くなると踏んでプラグを変えたがまだ濃いらしい。そこで考えた。給排気ではないところがおかしいのではないか。いろいろ調査した結果、コンピュータであわせようとした。
コンピュータには金銭的にも、V-Proは厳しかった。ATで何もそこまでしなくても、という思いもあった。そこで考えたのは2つ。e-manageとECUでは最終的にVX-ROMである。VX-ROMにしたのは、スカイラインやエボの友達から聞いてもMine'sの評価が非常に高かったから。実際、僕もなかなか商品が出てこなかった時点で、『熟成しているな』と思った。また、一部の噂で、やや薄めに作っているという噂も聞いていた。しかも、アフターサービスもよく、モニターも実施しているため、Mine'sにしたのだ。現段階、違和感もなく、非常に気持ちのいい加速をする。調律が取れたのだと納得している。
ここまで、過程を書いてきたが、ひとつ腑に落ちない点がある。すべてにおいて、バランスを考え、アーシングやコンデンサーはネタ的なところもあるが、いいチューンをしてきたと思う。しかし、ひとつ忘れてはいけないのが、プラズマダイレクトだ。
果たして、このパーツ、必要だったのだろうか。もともと、プラズマをつけるときの決心事項は『低速トルクを増やしたい』があった。しかし、実際低速トルクに不満を感じる運転をしているだろうか。このことを思ったのはSEVを体験したとき。体感は凄い。プラズマも凄い。しかし、SEVに魅力を感じながらも、なにか、つっかえていたのは上記の理由である。低速トルクを増やして俺はどうするのか?発進をもたつきたくない、レスポンスを上げたい。確かにあると嬉しい。今となっては、なくては違和感を感じてしまうだろう。
そもそも、給排気、剛性パーツ、コンピュータは理論と体感が一致する。しかし、電気系は見えないのだ。それがどれだけすんごいのか。体感はできるが、それがどのように生み出されて、どれだけ数字に表れて、予想を上回るのか下回るのか、そもそも、予想ができない。また、極秘事項が多い。特に、SEVはその効果の上がる理由が、マイナスイオン、らしい・・。何イオン?O2-か、OH-か?それが燃料中の組成物を微分散させるのか、ラジエター液の温度依存性を減らすのか?一番の疑問は何と調和するのか。もう少し、電気系の勉強をしないと、プラズマに申し訳ないなと反省している。
今、バランスが取れていない箇所がいくつも見つかっている。車のロール量に対して、シートのホールド性があまい。また、ハンドルとシート位置のバランスも悪い。足が短い人か腕が長い人が作ったのかというくらい。
さらに、これはどうかと思うのだが、空気抵抗力に対するボディバランスが悪い。そこまでのスピードを出さなければ、感じないが、出てしまうのだ(爆
シートとエアロ。これは、どちらも理論と体感が一致する。想像もできる。むしろ、一番分りやすいチューンアップパーツではないだろうか。
ここまで、読んでいただいた方、ありがとうございます。この長文は僕の『一意見』です。というより、hayataの心の声です。こうして文に残すことで、自分を制御しようとしているので、『こんな風に思っている人もいるんだな』程度に受け止めてくださいm(_ _)m
まぁ、いろいろ『何でもつければいいってもんじゃない』とか、厳しい意見も多いですが、自己満足と不満改善のギリギリのところでチューンアップは存在していると思ってます。僕はできるだけ、チューンアップ=ベースアップとして検討していきますYo(´∀`)/
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2005/05/31 00:20:45