
家族用のクルマとしてプレマシーを購入してから早3年、車検の時期がやってきました。
一度は行きつけのスタンドで見積もりも取ったんですが、今時の国産車は新車からたかだか3年22,000km走行くらいでヘタらないだろうと思い・・・というかぶっちゃけ先日の家族旅行で出費がかさんだため、今回はユーザー車検で通すことにしました。
とはいえ、ユーザー車検を行うのは実に6年半ぶり。もーすっかり忘れてしまっていましたので、ネットで予習したりして結構面倒でした。
といわけで今後もしまたユーザー車検を行うことがあった時のために、備忘録としてここに記しておくこととにします。まぁそんな先までこの記録が残っているかわかりませんが・・・。
超長くなりますので興味の無い方はスルー推奨です。あくまで自分の記録用ですので。
ではでは・・・
まずは車検満了日の1週間前、検査の予約を取りました。以前は陸運局まで足を運んで予約を取ったものですが、時代の流れですね~今はネットから予約をすることができます。
午前に2部、午後から2部の合計4部の好きなところに予約をするのですが、今回僕は午前の2部め(10:30~12:00)に予約を入れました。
無事予約が完了しましたので、次に必要書類等を確認します。ネットで調べたところ必要なものは
①自動車検査証(車検証)
②自賠責保険証(更新前・新規更新後2通)
③自動車納税証明書
④定期点検記録簿
⑤認印
⑥継続検査申請書
⑦自動車重量税納付書
⑧自動車検査票
となっています。
⑥~⑧は当日運輸局でもらうor購入するものなので事前準備は不要です。
②の自賠責の更新も、確か当日窓口で更新できたとは思うのですが、ネットで見ていると結構事前に準備している方が多かったので、念のために近くのマツダで更新しておきました。
それから④の定期点検記録簿。新車購入だったので車検証入れにマツダのメンテナンスブックがあったのですが、そこはやはりプロが使用するものですから、僕みたいな素人には手が出せないような項目がいっぱいあります。なので、比較的簡単な項目で作られているものをネット上から拾ってきて使いました。いまのところ、この書類は決まった書式がないようなので。
というか、そもそもこの定期点検記録簿は「後整備」ということにしておけば車検当日は無くてもよいようなのですが、そこはやはり今までとは違うやり方をするのも不安なので・・・過去2回と同じように事前に準備しておきました。
実際にちゃんと点検をしたのかというと・・・まぁテキトーです。灯火確認やオイル漏れ、ボルトの緩み、ブレーキパッドの厚み、下回りチェックとか簡単には行いましたが、ちゃんとはやっていません。そこは国産車だし、多分ダイジョブだろうということで。
で、当日。
検査受付が10時15分からだったので、まぁちょっと早めに9時50分に山口運輸支局に到着。
が・・・甘かった。週末は多いとは聞いていたのですが、もうすでにめっちゃ並んでる。
急いで自分も受付窓口に行き、ユーザー車検を受けたい旨伝える。「初めてですか?」と窓口の方に聞かれ、まぁ6年半も前の経験だしもうすっかり覚えていないのだから無難に「はい」と返答。
⑦・⑧の書類をもらい、⑥の書類を自販機で購入。車検証を見ながら何とか書類を記入、向かいの建物で重量税と検査手数料を支払う。
で戻ってきて検査受付を行う。書類に不備が無いか窓口の方が確認、OKがでたところで“ほい”と書類を返される。
・・・あれ?確かネットで調べたことによると、初心者はここで「誘導」と書かれたプレートを借りて、ダッシュボードの見えるところに置いておいてくださいって言われるはずなのに・・・そんでもってその「誘導」プレート付のクルマは係員が付き添って丁寧に指導してくれるはずなのに。
なので窓口のにーちゃんに「あの、この後どうすれば・・・?」て聞いてみたんですが、「後はレーンに並んでください」て言われただけ。うぅ・・混んでるから付き添いなんてやってる時間ないって事なのかしらん。
観念してレーンの列の最後尾に並ぶ・・・っとその前に、コレ。
4灯式でハイビーム時にロービームも同時に点灯してしまうタイプのヘッドライトは、ロービーム側をガムテやボール紙でふさいでおく必要があります。でないと光軸検査の際にロービーム側を拾ってしまって高確率で不合格になるんだそうな。
で、今度こそ並ぶ。
近づいてくる・・・ドキドキ。
と、ここで気づく。前に並んでいるクルマはみんなプロの方々で、どうやら自分は素人一番乗り。
おおぅマジか。モタついて迷惑かけたらごめんなさいでござる。ふと見るとプロの方々はみんなボンネットのロックをはずした状態で並んでいる。そしてエンジンルームの点検のため降りたときもドアは開けっ放し。おぉ成程、こうやって少しでも時間短縮を図ってるんだなぁ。外回り検査の灯火チェックを受けるときも検査官のハンドシグナルの指示に対して、何も言われなくてもウインカーやらホーンやらハザードやら出しているから、検査官はOKで「ハーイ。ハーイ」としか言わないのでアンタは波野イクラかと突っ込みたくなる。とはいえ、プロの方々には益々モタついて迷惑かけたらごめんなさいだが・・・まぁそんなこと考えてもしゃーねーやな。ワシは権利を行使してるだけなんだから文句を言われる筋合いは無いわなと開き直る事にする。
さて自分の番が来る。
第一ブロックは外回り検査。ライトなどの保安装置が作動するか、タイヤのハブボルトにガタは無いか、車台番号や原動機型式は車検証と同一かなどのチェックが行われる。
灯火チェックでは検査官のハンドシグナルなどはわかるはずも無い。で「初めてです」と検査官に伝えると、ちゃんと「スモールつけて」「右ウインカー出して」て感じで指示してくれました。
が!ここで1箇所ひっかかる。
フロントガラスにこんなステッカーが貼ってあったのだが
これが期限が切れていて貼ってあると駄目らしい。すべての検査を受けた後、ステッカーを剥がしてもう一度並んでくださいと言われる。くそう。げっそり
ちなみにその後マイクで「誘導でーす」と連絡を入れ、その後の検査には検査官がついて教えてくれました。よかったよかった。
第二ブロックはサイドスリップのテスト、ブレーキ・サイドブレーキのテスト、スピードメーターのテスト、ヘッドライト光軸のテストです。
各項目を検査官の指示に従ってチェック。不合格の可能性があるとしたらあるいは・・・と思っていた光軸もイッパツでクリア!まぁ新車からどノーマルでなんもいじってないからなぁ。
第三ブロックは下回りの検査。検査官が地下?からクルマの下回りをハンマーでコンコンとたたいて緩みが無いかチェックしたりオイル漏れが無いかチェックしたりします。
実はプレマシーにはエンジンの下がアンダーカバーというもので覆われており、この下回り検査のときはどうだろう、外しておかないとイカンのだらうかメンドクセ・・・と心配していたのですが、オイル漏れ等が無いのであれば外す必要なし、とマツダに教えてもらっていたとおり問題無しでパスでした。
第四ブロックは排ガスチェック。マフラーにプローブを突っ込んでガス濃度に問題が無いかの検査をするのですが・・・まぁ新車から3年目だし、当然問題無しのイッパツOK。
・・・というわけで。
第一ブロックで引っかかったステッカーを剥がします。
ナカナカ剥がれん・・・
剥がれました。
カナリきちゃないですが、まぁこの場はヨシとします。どうせ帰ったら車検のステッカーも剥がさなきゃならんし、一緒にシール剥がしをぶっかけて綺麗にしちゃいます。
ということで・・・
無事合格です!!
あー疲れた。いや何が疲れたってこの超糞長い備忘録を記すのが疲れた。
けどコレで次回ユーザー車検を受けるときはバッチリでしょう。
まぁ次回は、さすがにちゃんと工場で定期点検を受けたうえで車検通しますがね。
ちなみにかかったコストは
自賠責更新(24ヶ月) : 24,950円
重量税 : 15,000円(50%OFF)
検査料&印紙代 : 1,800円
継続検査申請票(3号用紙) : 30円
で、合計が・・・41,780円!うむ。格安。
スタンドで取った見積もりがバッテリー交換やら水物交換が入っていたとはいえ85,000円弱だったから、実に半額以下ですねぇ。満足満足。
バッテリーはまだ大丈夫だと思うんだよね。まぁエンジンかかりが悪くなってきたらネットで安いのを購入します。しばらくは様子見で。
うむうむコレだけ長々と詳しく書いておけば次回は楽々でしょう。
ということで、おしまい。