
雪国の方に聞かれたら笑いぐさですが、雪に弱い都内は2センチも降雪があれば交通機関は麻痺します。
そんな都心が今日は既に5センチぐらい雪が降りました。予算を組んでいないし機材もないのでほぼ除雪されないので、道路は混乱状態。地下鉄ですら私鉄等との相互乗り入れが異様に進む影響で地上部の影響を受けている。公共交通機関も軒並みダイヤが乱れていて帰宅の足に影響がでそう。
裏路地を夏タイヤのまま警笛を荒らしながら足元を気にしながらおそるおそる歩く歩行者を蹴散らかして行こうとするBMW・・・雪だまりでケツを大きく振ってスピンしかかっても通行人は冷たい視線を送るばかり。
家の周りの雪かきしていたら目の前で(平坦路の直線道なのに)夏タイヤのままの1.5トンのトラックが斜めになって道を塞いでしまいました。ドライバーは車を降りてチェーンを取り出しましたが、その場で装着するのか・・・・。
雪国生活経験のある私はチェーン装着ならお手の物ですが、雪かきをしている最中だったのですぐには手を貸しませんでした。雪かきが一段落して道に目をやるとトラックは動かないまま。通りがかった何台ものドライバーに頭を下げて道を引き返してもらいながら、チェーン装着に四苦八苦する姿に見るに見かねて声をかけると・・・・・・。
「この車にそのチェーンを装着したことありますか?」と聞くと「親父のトラックなんで・・・たぶん前に乗っていたトラックのやつだと思うんですが・・・緩くてもゴムで張りますから大丈夫です」との返答が。「!」。
平坦路なのにタイヤがスピンしてチェーンにタイヤを載せることすらできない状況。不思議に思いタイヤを見てみれば「夏タイヤ」というより「F-1レース用インターメディエイトタイヤ(かすかに溝が薄く刻まれたスリック)か?」。フ~、これでは「淺雪」はおろか「みぞれ」でも走れないでしょう。
チェーンも明らかに装着タイヤより大きい径タイヤ用で、ゴムバンドもチェーンにテンションがかからないぐらい大きいサイズ・・・・。「やっぱり雪道を知らない都会人か・・・」と声をかけたことを半ば後悔しながら、しばし絶句。イカンイカン、初めての青森(氷結地)生活の頃、地元の方に助けられていたことを思い起こして、気を取り直して作業を再開。
今いる場所から会社まで2~3キロの距離と言うことで、ジム乗り流「応用うそっぽ装着方」で無理矢理装着します。1度目の発進時はドライバーさんが装着した側のチェーンが5m程で外れましたが、2度目の装着で無事に発進そのまま走行。良かったよかった。
あ~何で50m先の幹線道路を目指さずに、交通量の少ない積雪の多い裏道の方向に曲がるのかな・・・。無事の帰宅(帰社?)を祈っておりますよ~。
車を見送りながらホット一息ついていると、着物を着た若い女性がちらほら。そう言えば今日は成人式でしたっけ。晴れ着の女性達、大変そうですね。(せっかくセットした髪の毛が悲惨な状態)きっと多くの若者が式典の後で同窓会等を企画をしているでしょうね。でもこんな天気です、「大人」として情報を収集し、置かれた状況を冷静に判断して行動して下さいね。
夜半まで降るそうなので、明日の朝の出勤が大変そうだな・・・。( ↑ ○○、今夜家に帰れなくなって、明朝に「雪降って電車が動いていないので休みます」なんて見え透いた電話してくるなよ~!)
この降り方だと、夕方にもう一度除雪しなきゃならないな~。きっと明日は筋肉痛だな~。
Posted at 2013/01/14 16:49:29 | |
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