
危機管理産業展@東京ビックサイト レポその5です。
会場で入手した、内閣府発行の「武力攻撃やテロなどから身を守るために」と言う、A5板の小冊子です。
何となく中を見ていたら、(参考)国民保護あれこれ>緊急事態対処とは>攻撃対象施設等による分類 と言う項目(P28)に
「原子力事業所などの破壊」:
大量の放射性物質が放出され、周辺住民が被ばくするとともに、汚染された飲食物を摂取した住民が被ばくします。
と記載されていました。
内容は正に何処かで実際に起こった事じゃないですか。
平成17年9月に作られ18年3月に一部改訂されていますが、国は作成時点で可能性を予測しています。残念なのは冊子には発生時に「国民にどうしろ」とも「国がどうする」とも書かれていないのです。(本来なら国の責任である「国民の保護」の内容を記載すべき部分ではないのでしょうか)
3.11にその状況は起こりました。それでも、半年も経過したこの展示会で、修正もないまま配ってしまうのです。内閣は「危機管理」するつもりはあるのでしょうか。(細部が見たい方は関連URLのPDFでどうぞ)
あれ?今度はすっかり展示会報告ブログになっているかな?
Posted at 2011/10/28 14:52:56 | |
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