11純正中古アルミホイールの入手と再塗装
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
待望の新型ジムニーが発売されましたが、売れ過ぎたことと納期が遅いことで、「購入を断念し11を乗り続ける」決意をしたことは前にも書いたかな?そのことで、購入資金の一部をジムニーをいじる資金に回すことができ、老朽対策や自分仕様のカスタマイズを再開しています。
「やることリスト」を作成し一つ一つ進めていますが、その中の一つが新車時から30年間使い続けている、純正ホール。鉄で作られた堅牢ないわゆる「鉄チン」ですが、流石に塗装は持ちません。
塗装ハゲが進んでいて、古さが滲み出ています。なんとかせニャいかんとです。
2
最初は純正のスチールホイール(テッチン)をウレタン塗装しようと思い、「DIYでの再塗装」をググっていたのですが・・・ふと「アルミホイール」て履いたことないよな・・・一生に一回ぐらい履いてみたい(大げさ!)」てな気持ちが芽生えてしまいました。
とは言え限られた予算。「軽量で堅牢かつ、jwl-t(貨物)規格をクリアーする安価な製品」等という過大な要求で製品探しをしてみした。すると。そんな難題をクリアしたのが、なんと11純正のアルミホイールでした。
3
JA11純正オプション(一部特別仕様車標準装着)品の16×5.5J+22、バブルの頃に企画された製品なので、なんとエンケイ製。製品的にも信頼ができそう。
重量はネットで調べると6.4Kg・・純正のスチールホイールが8.7Kgとのことなので、1本あたり2.3kg減。4本の交換で鉄チンホイール1本分の軽量化が可能です。
ただ、純正品には、「アルミ色でテカテカなこと」と、「経年劣化で線腐食が出やすいこと」の2点が不満に思います。
4
型番がありパーツリストにも掲載されている純正ホイールです。面倒見の良いスズキ自動車さんのことですから、部品注文で新品を入手することもできるかもしれません。でも、単なる新品では前述の不満は解消されません。
塗装剥げや腐食が発生しないように、高い耐久性を求めるのなら「パウダーコート」が一番。今回の作戦としては中古のホイール代+パウダーコート塗装<当時の新品価格(29,000円/本)以下での入手を目指します。
5
某オークションで非常に良い状態のものを発見。2つのオークションで計5本(予備1本)を入手しました。
11時代のホイールは最近のジムニーと内径(ハブ径)が異なる(小さい)ため流用でないからか、価格が下がっているのでしょうか。
この状態の物をこの破格値で入手できたのは非常にラッキーでした。出品者さん、ありがとうございます。
6
落札して送られてきたホイールをチェックしてみます。最も程度の悪い物でこの程度。「ガリ傷」のような深い傷もありません。
一部のホイールに、お約束の線状の錆は出ていますが、一段奥まった部分を締まって見えるように重ね塗りされている純正の黒塗装も残っているような良品です。
7
中でもこの1本はほぼ新品。納車後すぐに外された物か、スペアータイヤとして走行には使用されなかった物なのかもしれません。
作業の発注段階で迷うのが「何色に塗るか」で、思いを巡らせます。「レトロホワイト・・・なんかパジェロっぽい」「セピアブラウンショットなら重厚そう・・」「チタンシルバーも良い感じ」「いっそソリッド系のサンド(砂漠)カラーにしちゃおうか」・・・完成状態を画像合成で作成してイメージしながら悩む悩む・・・実はこの時間が一番楽しいのかも。
8
依頼先はネットで調べ、実際に相談をさせていただいて、北海道の小樽ラヂエーター工業さんの「アルミホイールリペアサービス」にお願いしました。発送を終えてしまえば返送されてくるのを待つだけです。
色は考えに考え、一周回って純正テッチン相当の「マットシルバー」。装着したら、こんな感じです。純正アルミのテカテカ感も無く良い感じ。一見メーカー出荷状態風で実はアルミ。そんな隠れたおしゃれを装っています。軽量化により出足も軽くなったような気がします。
肝心の費用ですが・・・送料を含めて計画予算内で無事終えることができました。ミッションコンプリート。
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