今回新しいスピーカー達は、以前
ブログで書いたように、ダイヤモンドのネットワ
ークを床において仮配線して鳴らしてみました。
変えた直後は、以前の物に比べて感動感激なんですが、何日か経つとその記
憶も曖昧になり、厳しい事ですが部屋で聴いているホームオーディオとの差異が
気になってきます。
なまじっか高域が澄み、中低域の歯切れが良くなった(当社比)ばかりに、もや
っている所やバランスの悪さが今一つ冴えない感じです。
ツィーターが音を出しすぎでしょうか?
元々能率の差が3dBぐらいある上に、ドアスピーカーは下部で横向きですから、
ネットワークでの-2dB切り替えでは足りません。
お友達に数値の目安を聞いて、直列に抵抗を入れてみました。
気持ち高い音が小さくなりましたが、その分ボリュームを上げても変な感じです。
何か大切な音が薄い・・・?
それとは別に抵抗を増やす前から、片方のツィーターから時々音が出なくなり
ます。
さあ大変です。適当なネットワークを宛がったので、自爆ストライキでしょうか?
ツィーターを適当に使うと、焦げてしまうそうです(思い当たる・・・)。
配線の緩みを確認。切れたり繋がったりなので、ネットワークを左右入替えます。
・・・途切れなくなりました。復活?
しばらくして問題無いので戻してみると、また同じ方が再発です。
何なんだ~これは。相性?アンプ?振動?訳がわかりません(爆)。
何日か悩んだ後、ヤフオク購入の相手に「原因不明で頻度が低いので、送料
当方持ちで返品したい」旨お願いして、了解を得ました。
使用状態が未使用長期放置だったので、接触や通電に不安定な所があるの
かもしれません。
他にネットワークは2種類持っているのですが、これが一番音がクリアで良かっ
たのに・・・例えば、ホルスト/惑星/火星の始まりの所で、しゃもじみたいなカシ
ャカシャいう音がせまってきますが、ダイアモンド以外のネットワークは、カチカチ
と鳴っててつまらないです。
さて抵抗を買う時に、お友達の方から「特性も変っちゃうから勉強するように」と、
シュミレーションできる
URLを紹介して頂きました。
以前見た事があったのですが、当時は何の事かちんぷんかんぷんだったです。
今回はfostexの簡単なハンドブックを読んだので、私の知識でもそこそこ使える
ようですので、数値を入れて色々特性グラフを出して遊んでみました。
すると抵抗を1個だけ入れると、笑ってしまうぐらい大きな谷が出来ました。
その高さの範囲の音は、何処か彼方へ行ってしまう訳です。
位相も変な動きで、いかにも悪さをしそうです・・・
大体多くの既製品はツィーターが8Ω用に作ってあるので、4Ωを繋ぐ事自体が
無謀でした。
実際の車や、スピーカーの個体差は、計算通りには中々いかないと思うのです
が、でっかい谷があるような状態で、ただ頭を抱えていても仕方が無いので、
無いので、
無い、
で、
嫌々、コイルやコンデンサーの安いのを、
通販で注文しました。
ついに自作ネットワーク(=パッシブ?)の世界に手を着ける事に~。
ああ、これまでネットワークを自作する人や、トランクにアンプを並べる人は、“ 変 態 ”だと思っていたのに・・・orz
Posted at 2006/10/19 19:30:58 | |
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