少し前、仕事の青色申告と個人の確定申告の書類を作成し、いつもの税理士さんに目を通して貰って渡してきた。
まだ超繁忙の前の時期だったので、景気や趣味などの雑談も少々。
雑談は毎年の事なのだが、昨年は「もうすぐ北海道行くんですよ~」なんて事も話してた。
税理士さんは山好きらしいんで、今年は例のフォトアルバムを持って大雪山旭岳の話なども報告。
ロープウェイで登った所の風景は以前のブログにあげたのだが、そこからスノーシューで噴気口近くに移動した写真は初掲載。
「噴気口そばって危ないんじゃないの?」、と言われたのはごもっとも。
実際峰の向こう側のすり鉢状の所には、“有毒温泉”なんて場所もあったりする。
夏季は非難小屋そばの展望台でロープが張られ、適度な距離で規制されている。
冬場は、規制が何処か解らないのをいい事に、大地の息吹きを間近で感じようとする者がいるようだ。
私の写真は・・・望遠で撮ってるので大丈夫。
(と、一応書いておく)
私が非難小屋に着いた時、人の良さそうな年配のご夫婦が噴気と旭岳の眺めを楽しんでいた。
少し会話をし、お互いの好天の運のよさをご挨拶した後、私は少し進んでみた。
今日は風が安定してるから噴気の向きも大丈夫。あそこまではすり鉢になってないから、重いガスが出てても滞留してないはず。
ネットで読んできた、にわか知識を元に歩を進める。
何か息苦しい気がしたら、なりふり構わずあちらの方面にダッシュしなければ・・・
そう考えていても、やはりこわい。
もうちょっといいかな?でももしかしたら。もうやめとこう。
な~んて独り冷汗をかいているのに、さっきのおじさんが「凄いね~」なんて言いながら傍に来ちゃった(汗)。
おじさんに急いでガスの話をし、追い立てるように一緒に展望台(らしき場所)に戻る。
まあ私が危なさを説明しても全然説得力が無いんですがw。
雪の上の足跡・・・
普通足跡が有れば、そこは歩き易い所、もう安全が確かな所と思ってしまいますよね?
先日の夫婦滝でも先人の足跡の上を歩いていたら、たまたま流れの浅い所でよかったけど踏み抜きそうになってたし。
他人の足跡をなぞるのは人生の基本だとは思いますが、必ずしも最良とは限らないし、そもそもその人に合ってるとは限らない。
よって、他人の足跡は不用意に信じないようにしましょう。という話の締めでご納得頂けますでしょうか?
Posted at 2011/02/16 18:34:25 | |
トラックバック(0) |
あてつけ | 日記