笹子トンネルであれだけの事故を起こしてるんだから、
当然トップページで大きくお詫びが載ってるだろうと思いきや…
あれれれれ?
それらしい記述が見当たらない(汗)。
「どうなってんだ(怒)!!」と思って探してみると、
右側の『高速道路情報はこちら>>』をクリックして、
やっと今回の事故に関する記述が見つかった。
(↓ポチッと拡大ヨロシクです)
まぁ、書いてあることは通り一辺倒で、
今後長く語り継がれること確実な大惨事を招いたにも関わらず、
その文面があまりにもあっさりしてることに、
オレは極めて大きな違和感を覚えた。
さらに、その下に『最新情報』という項目があって、
(これも↓ポチッとな)
真ん中の『12月4日 中日本高速道路株式会社に対する家宅捜索について』
という文字をクリックしてみると…
(これも↓ポチッとな)
あとからオレが追加した赤いアンダーラインの部分に注目してほしい。
そこには、
“当局の家宅捜索を受けたことは、
大変遺憾なこと”と明記されている。
ん?
なんか“遺憾”の使い方、
違うんじゃないか??
遺憾とは、
「自分の思い通りに事が運ばず残念」
「期待通りにならず心残りに思うこと」
という意味だ。
それを上の文面に当てはめてみると、
家宅捜索を受けたことに対して、
思い通りに事が運ばず残念だったり、
期待通りにならず心残りに思ったりしてるってことだ。
つまり、
家宅捜索は我々(NEXCO中日本)にとって、
本意じゃありません…と言ってるワケ。
責任の所在がどこにあるかは誰の目にも明らかなのに、
よくもシャアシャアとそんなことが書けるもんだ(怒)!
それでいて、続く一文には、
「今後、捜索に全面的に協力」って、
もう書いてることがメチャクチャ!
遺憾って言葉は政治家がよく使うけど、
この文章をしたためた人間は、
ちゃんとその意味を理解してたのだろうか?
遺憾の意味を理解しているひとがこの一文を読んだら、
「NEXCO中日本には
まるで反省の色ナシ!!」
と怒りを通り越してあきれるハズだ。
重箱のスミを突くような指摘かもしれないけど、
こちとら文章を書いてメシの種にしている立場。
意味をよく理解せずに言葉を使ってしまった結果、
第三者に不快な思いをさせてしまったり、
予期しない誤解を招いてしまったりするケースが、
往々にしてあるということを十分理解してるつもり。
しかも、今回は9人ものひとが亡くなった事故で、
そのひとたちの遺族や負傷者だっている。
だからこそ、NEXCO中日本の一文に
極めて大きな違和感を覚えたワケ。
ようするに、
配慮がなさすぎるんだよ、
NEXCO中日本(怒)!!!!!!!!
Posted at 2012/12/08 17:51:22 | |
トラックバック(0) |
与太話 | 日記