おはよーございます。
今日は朝9時に編集部を出発して、
自走で北海道に向かうんだけど、
なにかと雑用があるんで7時前に出社。
今日イッパツめのブログをアップしておこうか、と。
今週月曜日に岡山はOS技研まで取材に行ったけど、
メインの86&BRZ用スーパーロックL.S.Dの取材をおえて、
岡崎社長やスタッフの何森(いずもり)さん、佐々木さんと雑談してると、
何森さんが「そういえば、新しいTC-24、見ていきます??」と。
TC-24と言えば、70年代末に岡崎社長が開発して、
たった9機しか世に出なかったという、
幻のL6用4バルブツインカムヘッド。
当時モノのTC-24搭載車(S30&PGC10)は取材したことあるし、
L4用TC-16を載せた510ブルでは、
もてぎで開催された某エンスー系クラシックカーイベントで全開くれて、
(レブリミット1万500rpm!! までキッチリ使った、笑)
LY29搭載のS30をブッちぎってやったこともあるけど、
TC-24が復刻されてるとは知らなかった…。
工場の奥に案内されると、そこには…
おおおおおおおおおお、
これが新しいTC-24っすか!!
超メカニカルなカムギヤトレインとか、
キットに含まれる、うねりが見事なEXマニとか、
見てるだけでホレボレするってもんだ。
さらに、カムホルダーの設計全面見直しによって、
シリンダーヘッド幅が当時モノよりコンパクトになってたり、
クランクキャップを剛結する専用プレートをつくって、
クランクシャフトの支持剛性を飛躍的に高めたりとか、
まぁ進化の度合いもすさまじい。
しかも、となりには、
これまたOS技研オリジナルの
RB26改RB315の
TD06-25Gツイン仕様が!!!!!
ぬうぅぅぅぅ、
まさに夢のタッグ(笑)。
キット価格はン百万円らしいけど、
すでに5機ぶんの注文が入ってるとか。
1機200万円として1000万円、
300万円なら1500万円!! と思って
「すげぇ~ッスね!!」と尋ねると、
「もう3年以上も開発しとるもんで、
まったくモトなんか取れんわ!」
と、岡崎社長に大笑いされた。
かつてのTC-24と新型TC-24。
どっちもコストや採算を度外視した、
「自分が理想とする最高のモノをつくりたい」という、
技術職人・岡崎社長の
アツイ思いが込められた傑作だ。
ちなみに、取材でもないのに
写真を撮りまくってきたんで、
いずれオプションにて紹介したいな~と。
Posted at 2012/06/30 07:52:02 | |
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