プーさん@プーマのブログ一覧

ちょこっと作ってもらいました(^-^)
GT300styleさん、ありがとうm(_ _)m
いい感じです(^-^)

なかなかいい感じでした(^-^)
っていうか、また来てしまった(^_^;)

御堂筋店です！
この辺を運転するのは疲れるなぁ…
ということで今日も散財(^-^)

この景色も今日が最後になります…

今日の朝方、患者さんが亡くなりました。
80歳を過ぎたおじいさんだったのですが、同じ年ぐらいの奥さんが毎日来られていました。
そして亡くなったおじいさんへ最後にかけた言葉がとても印象的でした。
「一人で先に逝って… 早く迎えに来てよ…」と泣きながら声を掛けていました。
若い頃はおじいさんに苦労させられたそうですが、とても仲の良い御夫婦でした。
おばあさんも先は長くない身。
少しでもおじいさんと長く過ごしたかった、またこの先も一緒にいたいって気持ちが強いんでしょうね。
夫婦愛がすごく伝わってきました。
いろんな方の死に目、そして家族愛を見てきましたが、人間の汚さを見ることもあり悲しくさせられる場合もありますが、今日みたいに何だか人間味を感じ感動させられることも多々あります。

僕の若かりし頃、末期癌の患者さんに付き添ってる奥さんから包丁を突き付けられ、「いつでも死ぬ準備はできている。お父さんを楽にさせてあげる覚悟もできている」と詰め寄られたことがあります。
あの時の目の据わった奥さんの表情は今でも忘れることはできません…
家族の方の介護疲れは想像を絶するものがあります。
介護疲れから家族を殺害してしまうというニュースもありますね…
自分の父親が亡くなる数ヶ月前も母親がかなり精神的に大変でした。
ターミナルケアに携わる看護師は時々テレビなどでもやっていますが、尊敬します。
僕もターミナル期にある患者さん、家族の方との関わりはこの年になってようやく少し自信が付いてきたのと、自分から接してみたいと思う気持ちが強くなってきました。

実は最近少し悩んでいました。
先日、患者さんの死に関わることで自分の働いている病院の限界と、自分の判断、そしてできることの限界がかけ離れていることを痛感する出来事がありました。
今に始まったことではないのですが…
どうしても病院の限界に合わせている自分がいて、自分のレベルを妥協して落としているなと…
妥協してしまえばそれまでなんですが、それでは自分の成長にもなりませんし何よりも患者さんに迷惑がかかります。
病院の限界を決めつけている自分もいけないことなんだと思います。
まあ、ある程度の限界領域ってのは分かりますが…
いかに病院の限界領域を自分の限界領域まで近づけられるか今後の課題です。
ちょっとやる気がなくなっていたんですが、今日みたいな患者さん、家族と触れ合うと自分が妥協してたらだめなんだなと強く感じました。
何だかよく分からない話でしたが、自分でこの思いを忘れないためにも残しておこうと思いました。

あと写真は先日みつけた俳句。
お年寄りが書くから非常に現実味があります^^;