Ｎｉｓｈｉのブログ一覧

■2020 東京オリンピック
クレー射撃／スキート部門／日本人枠2名

〇挙銃練習　300回以上／毎日
〇射撃練習　月1000発／年間12000発以上

撃つべし、撃つべし、撃つべし、、、

■2013 / Perazzi MX8 スキート

一貫して命中精度と操作性にこだわり続け、銃のフェラーリとも呼ばれる Perazzi
1957年創立し僅か7年後の1964年、東京オリンピッで Perazzi 銃を使用したエンリオ・マッタレッリ選手が金メダルを獲得。その後の北京オリンピックでは15枚のメダルのうち何と11枚が Perazzi の銃だった。
今やオリンピックや世界選手権を席巻したアスリート銃として不動の地位を誇っている。もちろんそのような銃を富豪や貴族達が放っておくはずがなく、高性能のままより高級な Perazzi が求められ、現在では素晴らしいエングレーピングが施されたエレガント銃もラインナップされている。一流のアスリート銃でありながら、セレブの要求をも満たす唯一無二の銃が Perazzi である。

銃の製造に詳しい方ならご存知かと思いますが、Perazziの銃身は無垢棒から削り出させるとても手間の掛かったもの。冷寒鋳造銃身は鉄の塊を叩き延ばして成型されるため再結晶されず金属が安定しないとし、生産性の低いガンドリルを使った銃身製法にこだわっているのだ。仕上がった銃身はランダムに一本引き抜かれ内圧テストが行われる。銃身の最も薄い中央部にマーキングし油圧試験機で圧力が高められると規格の50気圧を大幅に越えた720～800気圧でマーキング部分が破裂、銃身加工精度の高さは驚異的である。このような破壊検査はロット毎に試験されるが計測などの非破壊検査は生産された全数において実施される。

「妥協はしない、ダメなら捨てる」という企業理念がブランドを守り続けている。

Perazzi は初心者に使いこなせるか？といわれるが、バランスが良く反動が少ないためイタリアでは「中古でも Perazzi を使え」と言われている。また耐久性も極めて高く投資価値も高い。丹精込めて作った一流の銃はメダリストから初心者まで裏切らない実力を発揮してくれる。