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■Bell & Ross / Vintage BR 123 Original

ブランドが誕生した1991年から僅か10年足らずでトップブランドへと登り詰めたベル&ロス。
ブランドコンセプトは「デザインは機能に従う」SWISS MADEであるがフランスのブランドでお洒落なミリタリーという感覚。その後2005年に発表した「BRコレクション」で各界のセレブ達が愛用しその人気を決定的なものにした。ヴィンテージオリジナルコレクションを作るにあたり1940年代の航空飛行士たちが使用していた時計の魂を甦らせた。文字盤の見易さ、サテン仕上げのケース、ガラスの膨らみなど当時の時計からインスピレーションを受けている。またムーブメントに関してはETAをベースにしているがこの種の時計はムーブメントで語る時計ではないかと…

機能、精度、操作性、視認性、耐久性などミリタリーウオッチに通じるものがあり「硬派」を貫きながらも無骨一辺倒とはひと味異なり、やや控えめ？な41mmケースの極めてシンプルなデザインの中にもエレガントな香りも漂わせているところが魅力だ。

■2020 東京オリンピック
クレー射撃／スキート部門／日本人枠2名

〇挙銃練習　300回以上／毎日
〇射撃練習　月1000発／年間12000発以上

撃つべし、撃つべし、撃つべし、、、

■2013 / Perazzi MX8 スキート

一貫して命中精度と操作性にこだわり続け、銃のフェラーリとも呼ばれる Perazzi
1957年創立し僅か7年後の1964年、東京オリンピッで Perazzi 銃を使用したエンリオ・マッタレッリ選手が金メダルを獲得。その後の北京オリンピックでは15枚のメダルのうち何と11枚が Perazzi の銃だった。
今やオリンピックや世界選手権を席巻したアスリート銃として不動の地位を誇っている。もちろんそのような銃を富豪や貴族達が放っておくはずがなく、高性能のままより高級な Perazzi が求められ、現在では素晴らしいエングレーピングが施されたエレガント銃もラインナップされている。一流のアスリート銃でありながら、セレブの要求をも満たす唯一無二の銃が Perazzi である。

銃の製造に詳しい方ならご存知かと思いますが、Perazziの銃身は無垢棒から削り出させるとても手間の掛かったもの。冷寒鋳造銃身は鉄の塊を叩き延ばして成型されるため再結晶されず金属が安定しないとし、生産性の低いガンドリルを使った銃身製法にこだわっているのだ。仕上がった銃身はランダムに一本引き抜かれ内圧テストが行われる。銃身の最も薄い中央部にマーキングし油圧試験機で圧力が高められると規格の50気圧を大幅に越えた720～800気圧でマーキング部分が破裂、銃身加工精度の高さは驚異的である。このような破壊検査はロット毎に試験されるが計測などの非破壊検査は生産された全数において実施される。

「妥協はしない、ダメなら捨てる」という企業理念がブランドを守り続けている。

Perazzi は初心者に使いこなせるか？といわれるが、バランスが良く反動が少ないためイタリアでは「中古でも Perazzi を使え」と言われている。また耐久性も極めて高く投資価値も高い。丹精込めて作った一流の銃はメダリストから初心者まで裏切らない実力を発揮してくれる。

まず最初に言っておきたいのが、この時計をしたときの満足度は腕から全身そして骨の随まで染み込む。そしてこのプチコンプリケーションのアンシンメトリーなデザインの高度な技術と決断力には感服してしまいます。
身に付けるモノは使う人を支えてくれていると言いますが、時計はその最たるもの。特にその頂にあるモノの影響力は絶大で、ジェントルなマナーをも身に付けさせてくれる。(ような気がする)
そしてフェラーリを運転する時、このバランス感覚が最近私の中で感じていた違和感を解消してくれそうだ。

■2013 / PATEK PHILIPPE / cal.240 PS IRM CLU
ノーチラス プチコンプリケーション 5712G
ホワイトゴールド仕様、ムーンフェイズ、日付指針、パワーリザーブ、スモールセコンド

「スキのない完璧なコーディネートで身を固め、手入れの行き届いた一流の靴を履いていても、チンケな腕時計をしているようではそのスタイルは画竜点睛を欠くことになる」と誰かが言ってた。
袖口からわずかに見える腕時計の存在感は軽視できない、想像以上に男の腕は見られている。腕時計選びのセンスが人物を量る指針にさえなる。(※たかけりゃイイってモンでもない）
特に正統派トラッドスタイルを愛する向きにはロレックス・バブルバックが最適。1930年代初頭に誕生したこのモデルはアールデコデザインを取り入れたエレガンスな雰囲気がトラッドスタイルに非常によく似合う。
1980年代中期頃からイタリアを中心にアンティーク市場でも人気と価格が高騰し、80年代末～90年代に世界的に巻き起こった「機械式時計再興ブーム」でもその中心的な役割の一端をはたした。

■1950 / ROLEX Ref.5028 BUBBLE BACK
バブルバックは自動巻きローターを収めるために膨らみを持たせ裏ブタの形状が泡(バブル)のように見えることからこう呼ばれている。このモデルはやや大ぶりの通称ビッグバブル。リューズは締め込みのない「SUPER OYSTER 」のアンティークリューズでダイアルはマットアイボリーのオリジナル、アラビア数字インデックスにブルースチールハンドとゴールド秒針の組み合わせが絶妙なバランスを保っていて現行モデルでは見ることのできないシンプルで魅力的な意匠だ。