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2012年10月18日 イイね!

温故知新 時計編 其の⑯ ~クロノグラフ史上最高傑作…

温故知新 時計編 其の⑯ ~クロノグラフ史上最高傑作…ロンジンが自社初のクロノグラフムーブメントを開発したのは1878年、それ以降いくつかのクロノグラフムーブメントを開発しているが、自社ムーブメントを持っていた時計メーカーは数社に限られていた当時、ロンジンはオフィシャルタイマーとしての最前線を歩み続けて、1950年代から2000年までに夏季及び冬季オリンピックのオフィシャルタイムキーパーに実に14回も任命されている。その技術革新はこうした公式計時の実績とともに進んでいったのは想像に難しくないところです。そしてその続々と続く機械式クロノグラフの最終進化計が1947年に開発されたこのCal.30CHだ。その前のキャリパー、1936年に開発されたCal.13ZNも評価の高いムーブメントですが、その美しい仕上げという美点は残しつつも13ZNも持っていたフライバック機構をまったく異なる設計で実現、耐久性とメンテナンスの容易さを格段に向上させた。そして13ZNも30CHも言うまでもなく公式計時に裏打ちされたコラムホイール式クロノグラフである。

■1960 / LONGINES cal.30ch
ロンジン2レジスタークロノグラフCal. 30CH フライバック
ケース、竜頭、プッシャー、文字盤全てが美しく、風防の内壁には5分毎の夜光入る。ムーブメントも修理傷など無く、吸い込まれるような美しさには息を呑みます。
リューズやプッシャー操作の時に指に伝わる上質な感覚は別格です。
まさに次世代に引き継ぐ工芸品
Posted at 2012/10/18 21:39:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 温故知新 時計編 | 趣味
2012年10月08日 イイね!

温故知新 時計編 其の⑮ ~気品はディテールに宿る…

温故知新 時計編 其の⑮ ~気品はディテールに宿る…■PAUL PICOT
ポール・ピコ ファーシャーラウンドクロノグラフ

イタリアの時計収集家として著名なマリオ・ボイオッキが1976年に創業。70年代といえばクオーツが世界の時計市場を席巻し機械式時計の暗黒時代ともいえる、そんな最中「気品はディテールに宿る」をモットーに熟練職人のハンドメイドにこだわった上質な仕上げとクラシック&モダンな独創的スタイルで、世界初のパワーリザーブ付きスプリットセコンド・クロノグラや立体構造ダイヤルのテクノグラフなど高品位かつ高機能な時計を展開。装着するとわかるブランドコンセプトが見事に反映された時計です。

現在の機械式時計繁栄の背景には、70年代機械式時計が危機的時代にあった中 時計職人達の不屈のクラフトマンシップがあったに違いない。敬意を称したい。
Posted at 2012/10/08 18:48:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 温故知新 時計編 | 趣味
2012年10月03日 イイね!

温故知新 クルマ編 其の③ ~抵抗勢力は取り込んでしまえ…

温故知新 クルマ編 其の③ ~抵抗勢力は取り込んでしまえ…■458フロントグリル可変ウイング
グリル内の黒いヒゲのようなウイングが前方からの風圧量に応じ可変してダウンフォースを発生する超ハイテク素材にてアナログ機能的なシロモノ。
自動車が発明された後各メーカーはスピードを競う時代に入った、そして大きな壁にぶつかる、風圧である。各メーカーがこの風圧をどうやって「かわす」かと考えるなか、ある男は風圧から逃れる考えではなく、正面から「取り入れる」という発想で取り組んだ、そう、エンツォ・フェラーリである。
私は若い頃この考えに深く感銘を受け、フェラーリというクルマを手に入れたいと思った。

抵抗勢力を自分の懐に入れるのはそれなりの器量と技能が要求される。一歩間違えると内部崩壊する恐れもある。   まるでなにかのようだ…


理にかなったモノ、その機能美は力強く魅力的だ。
Posted at 2012/10/03 17:14:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 温故知新 クルマ編 | 日記
2012年09月26日 イイね!

温故知新 クルマ編 其の② ~60年代のメッキは美しい…

温故知新 クルマ編 其の② ~60年代のメッキは美しい…クラシックカーの魅力の一つに当時モノのメッキの美しさがある。なんと言ったらいいのか、実にトロケルような光を浮かべる。太陽の光は輝くと言うが、直接的な光に対しては美しいとは表現しない。
現代モノは太陽の輝に近く、昔のモノは『月の光』とでも言うべきか…
月の光は美しいのである。

今週末は十五夜。最近よくこの詩を口ずさんでいる


人にまかせて僕らは行こう

人にまかせた 人生だから

何を言う 何も言うな

今夜の月もきれいだね



Posted at 2012/09/26 19:52:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 温故知新 クルマ編 | クルマ
2012年09月20日 イイね!

温故知新 クルマ編 其の① ~クラMINI 当時モノパーツ…

温故知新 クルマ編 其の① ~クラMINI 当時モノパーツ…1960年代
●BMC アクセサリーパーツ・ルーフキャリア
60年代初期に造られたBMCオプションキャリア

ミニがモンテカルロラリーで活躍する前から、BMC の純正オプションパーツとして造られていたルーフキャリア。オースチンセブンやモーリスミニマイナーにオプション設定されていたこのキャリアは、いわばモンテキャリアのルーツともいえる逸品。形状、取り付けステーなどの丁寧な造りは当時モノパーツならではだ。

1940~50年代
●GB プレート / 正式名称は国際識別記号プレート

GBとはグレートブリテンの略。つまりグレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国、イギリスを表している。これは40~50年代に使われていた金属製GBプレートで、中央にはAA(英国自動車協会)マークが入るタイプ。
イギリスやドイツといったモータリゼーションの元祖的な欧州諸国では、戦前から国際識別記号が使われていた。その採用年はなんと1910年。ベンツとダイムラーが自動車を発明してから14年後には国をまたいでクルマが移動するというカルチャーが成立していたとというわけだ。
Posted at 2012/09/20 18:47:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 温故知新 クルマ編 | クルマ

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