
プラグの交換なんか簡単なことやんか。
しやけど、2年前に買い置きしてた高性能プラグと高性能プラグコードにやっと交換した。
NGKのイリジウムプラグと永井電子のイリジウム専用のシリコーンパワープラグコード。
でね、どうして2年もほったらかしにしてたかと言うとね、僕のラングレーの整備性の悪さのせいなんよ(>_<)
この写真は交換が終わったあとの写真やねんね↓

真新しいブルーのコードの色が鮮やかで気持ち良い♪
この初代ラングレーはボンネットが後ろ開きなんよ。
この前の田中哲司さんの記事のハコスカと同じやね。
でね、ボンネットが後ろ開きでもハコスカみたいに、エンジンが縦積みやったら、車のサイドから楽々とプラグ交換なんか出来るやんか。
でもね、初代ラングレーのマイナーチェンジ後のE型エンジン搭載車は、エンジンが横置きなのに、ボンネットが後ろ開きという、なんとも情けない状況が出来上がってしまったんよ。
ボンネットが前開きやったら、プラグ交換なんか車の前から難なく作業ができるのにね。
写真を見るとエンジンの前側にプラグコードが消えていってるでしょ。
その部分を真横から見た写真↓

ほら、エンジンの前のボンネット側の奥深くに刺さってる。
ボンネット内にカメラを入れて写してみた↓
この刺さってる部分にホコリとか砂粒とかがいっぱい溜まる形状になってるんよ。
だからプラグを外す前にプラグ回りをキレイに掃除しやな怖くて外されへん!(>_<)
掃除しやんとプラグを外したら、プラグ穴から砂粒とかゴミがエンジン内に落ちてまうやん。
4本あるプラグの手前2本ぐらいは何とか掃除できても、3本目4本目なんか、プラグ回りを見ることもでけへんやんか。
だけど、一念発起して交換しようと思ったのはね、先日六甲山に登る時に、たまにミスファイアしてる感じのエンジンのバラツキが起こりだしたんよ。
アイドリング時に、エンジンが止まりそうになるという、かなり嫌な状態やった。
しやから、山の上でアイドリングの回転数を上げる調整をして家に帰って来たんやけど、車屋さんに持って行く前に買い置きのプラグとプラグコードに交換しようと思ったわけよ!
でね、プラグ回りの掃除をするために右のフェンダーミラーを取り外した。
そうなんよ、この車、プラグのところに上体を持って行こうとするとフェンダーミラーというやっかいな物が邪魔をするんよ(>_<)
ほんま、みなさん聞いてくださいよ。
フェンダーミラーが付いてる車なんか古いし、たいがいエンジンは縦積みやんか。
横積みエンジンでフェンダーミラーの車に乗ってはる人なんか居てへんでしょう!
しかもボンネットが後ろ開きやなんて、酷いいじわるされてるようにしか思われへんわ(>_<)
なんちゅうても、初代ラングレー後期に搭載されてるこのE型エンジンというのは、日産がFF車専用に新開発したエンジンで、初代ラングレーの開発段階では、まだ存在してないエンジンやねんね。
そんなわけで、この初代ラングレー後期型って車は、車の進化の過程の狭間に生まれたって感じで、こんなケッタイな事になってしまったんやろね(^^ゞ
この写真はエンジンの左側にあるディストリビューター部分↓

この写真の段階では3本交換が終わってる状態。
4本目とコイルのコードはまだ交換してない。
どうして、こんな中途半端な写真があるかというとね、ディストリビューターからプラグへのコードの取り回しや刺さる場所を、元と同じ状態にするために1本づつ写真を撮りながら交換したからやねん。
間違ったつなぎ方をしたらエンジンが回らへんからね。
とにかく外す前ごとに写真を何枚も撮って、その写真を確認しながら新しいコードに付け替えた。
エンジンルームに掃除機を乗せてる。
掃除機の吸い口の先にストローを5本ほどさして、プラグ回りを吸引した。
はけと筆で掃除しては吸い取るってのを何度もやった。
フェンダーミラーを外しても3本目と4本目は見えなくてエンジンルームに座布団を敷いて上体をエンジンルームに乗っけて掃除した。
やりながら、不細工なかっこやなぁ、ってアホみたいやったけどね(^^ゞ
フェンダーミラーを外すのは10年ぶりぐらいで、前に外すときはボルトが錆きってて苦労したのを覚えてるので心配やったけど、ボルトの先が見えなくなるようにダブルナットにする工夫をしてた事を思い出した。

↑これ、ナットが二つ付いてるでしょ。
こうする事によって、ナットどうしの締め付けでロックにもなるし、ボルトの先が見えないのでネジ穴が錆びる心配もないんよ♪
我ながらいいアイデアやと思う。
ってか、そんなフェンダーミラーの取り付け方なんか知りたい人も、今日日おれへんやろうけどね(^^ゞ
フェンダーミラーのボルトを回すための ラチェットレンチの延長棒も良い具合の長さのがあった↓

これ、あと5センチも長かったらタイヤに当たって使われへんかったからラッキーやった♪
で、今回交換した永井電子のパワープラグコードのパッケージを見てよ↓

上の左端の適応車種をトリミングしたのがこれ↓
パルサー/ラングレー(MN10/UN10)
って、こんな商品作っても誰が買うねんな?
UN10って初代パルサーバンやで!
30年以上前の商用車が生き残ってるはずがないやん!
関東に初代パルサーに乗ってはる方がいらっしゃるけど、その方のパルサーはHN10でエンジンが違うから使えない。
僕の知る限りMN10は僕のラングレー一台しかないのに、こんな商品を作るやなんて、作る前のリサーチ不足も甚だしいと思うわ(^^ゞ
ってか、そのリサーチ不足のおかげで、僕の車に使えるパワーコードがあったんやけどね(^_-)-☆