duckdnsを踏んでみる

仕事帰りにショートメールが届き、内容を見ると「不在のため荷物を持ち帰りました」と。ああ、確かに今日あたりAmazonで買った荷物が届くはずだった。


不在表見なくても再配達の手配が出来るなんて便利便利(^^♪・・・って今時こんな手に騙される人もそういないよね(笑)。しかしAmazonのプライムデイで買った商品が届くタイミングでこれを送ってくるあたり気が利いている。感心したので届いたURLを踏んでみることにしました。


iPhone(iOS14.0.1)の場合、最初から真っ赤。危険を承知で開くを選択しても先へ進めず。そう、途中で気が付いたんだけど、もともとAndroid端末に届いた詐欺メールなんだからiPhoneで動作しないのは当たり前。ここまで全く無意味な実験でした。


そんなわけでAndroid9のスマホで再度実験。今度はアプリのダウンロードまで進みました。ただ普通はあの真っ赤な画面から先へ進もうとは思わないよね(笑)。


詐欺アプリはSDカードへのアクセス権、端末情報、ＩＤ、端末上のアカウントの検索、連絡先の読み取り、SMSの全機能という恐ろしい権限をフルコースで要求してきます。少なくとも端末内の連絡先あてに同じ内容のショートメールを送りまくるぐらいのことはするんでしょうね。

当然この実験は中に盗むデータのない初期化済み端末でやったのだけど、端末情報とかも持っていくらしいので詐欺アプリのインストールはオフラインで行いました。もしこのduckdnsのURLを踏んでしまった人がいたとしても、詐欺アプリのインストールをしていなければ大丈夫だと思います。セキュリティソフトなんか入ってなくてもChromeが十分すぎるほど派手な警告を出してくれる(笑)ので、普通はインストールまでたどり着かないはずですけどね。