• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

さんちゃん?のブログ一覧

2020年06月13日 イイね!

タイヤが静電気を帯びやすく帯電しやすいわけ・・・それは製造方法と物性の両方にあると考えます

梅雨入りの発表がされてから、雨ばかりですね~
たまの雨の日は、心が落ち着いて良いんですが、二日も続くとちょっと嫌気がさしてきます┐(´д`)┌

普通っぽいネタがないので仕事ブログを少し加工して今日のメインブログとしますね(笑)

タイヤは絶縁体であるゴムと、その他の素材のものとの混合体でできている工業製品です。タイヤというものの要求される性能を作るために、様々なゴム以外の物が組み合わせれて作られています。

静電気は通常の電気”動電気(流れる電気の事で静電気の対義語)”と違い、そこに留まり帯電します。帯電するという事は、電場を生じ磁場を生成します。そこに偏った電荷を持つ物体が電気的中和を求めて寄って来るのです。

この状況が一番わかりやすいのが、衣類のまとわりつきなんかなんですね。



※WEBより 摩擦により静電気を帯電させたストローで水が曲がる実験

ストロー程度の静電気で蛇口から流れ出る水流が曲がるのですから、タイヤの静電気だと、より水がまとわりつくのは想像しやすいですよね。

私の8年前の珍しいWET路面でのジムカーナ動画を恥ずかしながら・・・
タイヤは今のR888Rより前のR888の時代のものです。天気が急変する場合が多かったシーズンだったと思います。





この当時は静電気の知識はなく、トレッド面圧の事やショックアブソーバーの減衰力、スプリングレートしか頭になかったんです。今のように静電気の帯電によるハイドロプレーニング現象との関係性をしっていたら少しは違ったかも知れませんね・・・(確かR1Rは使わなかったな、天気の読みが外れたんだったかな?)

さて、ゴムは絶縁体です。しかし、タイヤは工業製品です。タイヤの性能や特性を作り上げる為にはタイヤの構造や、タイヤの特性を決めるゴムの組成の為にゴム以外の物を多く含んでいます。

その一つが、タイヤ用のゴムを作り上げるために必要な不溶性硫黄というもの。ゴムの分子は1本の長い分子が縺れてぐしゃぐしゃになったものが基本です。



この一本一本が、ところどころで架橋点でくっついている状態で安定しているのですが、この架橋点に不溶性硫黄をもってくることで、より強度の高い復元性をもつゴムが出来上がるんです。

この、不溶性硫黄という中間原料は、困ったことにかなり静電気を帯びやすい物性を持っているんですよね~

私が起業する前に勤めていた会社は、この”不溶性硫黄”の世界シェア№2の中間原料化学メーカーでした。

この”不溶性硫黄”を製造する部門のOBや経験者の方たちがよく言うのが、生産工程中で静電気を発生して帯電しやすかったという事なんです。

そして細かい粉末という事も相まって、帯電から放電を引き起こして粉塵爆発が良く起こる、というのを異口同音に言われます。

ラジアルタイヤを生産するのに必須な不溶性硫黄が静電気を帯びやすい事実。それに加えて転がり抵抗を抑えるためのシリカ、静電気を生み出しため込む性質を持つものがタイヤには含まれているのです。

そして、導電性がないゴムというものが主体のために効率よく放電する事が難しいんですね。冒頭に書いたように、静電気で水が引き寄せられる事実。そして、タイヤのゴムは分子の動きで制御されているという事実。分子の運動には電荷が影響するという事実。

以上のことから、タイヤの静電気を除去抑制することで、タイヤの性能を本来の性能を引き出してやることができる、という事なんですね。

エレスタビ”タイヤコートHG”と”ホイルコート”は、ただ単純に美しさを保つだけではなく、タイヤの性能を引き出し安全性にも寄与するということなんですね。

Posted at 2020/06/13 12:08:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思うこと | 日記
2020年06月07日 イイね!

オイルの粘度表示と油温のこと

昔のMobil F1の昔のCM。



このCMはオイルに求められる性能を的確に表現している秀逸なCMだと思います。
車好きの間で良く言われる油温上昇と粘度表示の関連性。

関係なくはないけれど100%それかと言われればそうでもなくて・・・ 
要はベースオイルが良いか?きちんと調質されるような添加剤を使っているか?そこなんですよね。あとは適材適所的なオイルを選んでいるか否か?なんです。

それを考えたらいいメーカーはいくつある?みたいな・・・
エンジンの発熱量やピストンクリアランスやメタルクリアランスも考えてじゃないと・・・

私の経験だと、米国産のレース系で有名な硬いオイルを使ったら余計に油温が上昇した事があるんですね。これは、要求されるエンジンの発熱量が足りずに流動が得られず、またせん断抵抗と流動摩擦抵抗により、なお発熱しやすくなった為、と色々な人たちと協議して結論を出した事があります。

ちなみに・・・
昔、乗っていた18RG改2.2LキャブツインターボSTAGE3だと、今のマルチグレードオイルを使うとたちまちカジリや焼き付きが起きるでしょうね~

後入れ添加剤は使わずに、きちんと機能するベースオイルに拘ったオイルが一番と思っています。それも用途仕様に合わせたオーダーメイドが・・・



Posted at 2020/06/07 11:47:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思うこと | 日記
2020年05月18日 イイね!

昨日UPされていたヒルクライムレース動画/結構エキサイティング!



久しぶりに血が沸く動画をみたな~
ヒルクライムレースの罠というか公道レーシングのキモの部分がわかりやすいです。
色々なポイントが凝縮されている珍しい動画だと思いますよ(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)。

コーナーの処理の基本ができているのは当然として・・・
路面のアンジュレーションの読みと自車の動きの予測。自車のセッティングと操作入力タイミングが合っているかどうか。路面温度や湿度は?コース内での地下水の滲出や日陰と日向の路面コンディションの違いは?・・・
もっとあるのですが思い出さないや(笑)

ステアリング操作のまずさもこの動画のオンボードでわかります。FIA選手権レベルを走っていてこの回し方?

こんなリスクの高い回し方をしていて今まで良く大事故になっていないよな(;^_^A
みたいな・・・




Posted at 2020/05/18 22:02:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思うこと | 日記
2020年05月13日 イイね!

過去の遺産の重みを知る・・・良い物を生み出すためには?今の価値観での物造りは正解?

今の日本のモノ造りってなんか停滞しているように感じるんですよね。失われた30年って言われるけれど、それってひょっとして地道な努力の積み重ねが足りなかったせいなのかも・・・ってね。

今年の初めに某大手自動車メーカーさんが発表した本格4WDコンパクトスポーツ。それはWRCに復帰し、参戦した数年間のノウハウを活かし、時期ファクトリーカーのベースとなるために生まれてきた競技ベースマシン。今やかつての雄”ランエボ”は無くなり、”インプレッサ”も微妙な感じ。そこからいうと、国内モータースポーツシーンにとっても重要で存在感のあるマシンです。

私は業者向け発表説明会の抽選に当選して参加させて頂いたわけで、その時は凄く前向きな姿勢を感じて是非何かしらの形で応援したいな、と思いました。でも、その時から引っかかっていた言葉があるんです。

それは・・・

「セリカでWRCのドライバーもマニュファクチャーもタイトルを獲った我々が18年ぶりに戻りました。そして、復帰して直ぐにマニュファクチャーそしてドライバーズのタイトルを獲りました。そして、そのノウハウを注ぎ込みながら本格的4WDロードカーを市販しようと思いこいつが生まれました。」

「しかし、凄く大変でした。セリカの4WDを知る開発関係者は既にいないし、資料関係も残っていませんでした」・・・と苦労を語られました。

この時は「そうか~、無から創り出すのは大変だもんな~」と感動すらしましたから。しかし、少し前から思うようになってきたことがあるんですね。ご存じのように私はラリー、ジムカーナ、ダートラとモータースポーツに参戦&運営を行ってきました。

ですから、色々なマシンもそのメーカー専門のガレージさんや愛好者の方とも繋がりがあるんです。お付き合いをさせて頂いているうちに気づいたのが欧州メーカーは過去の設計やその思想の上に成りたち今があると・・・

海外で評価の高い日本文化って2680年の伝統の上に成り立つものだから認められるんです。ここ数十年、日本が低迷して力が無くなってき始めた時期って、旧い物を捨てて新しい物を生み出して新しい価値に置き換えようとし始めた時期のように思うのです。

残念ながら日本の自動車は、旧い伝統技術の上に成り立つものではなく、過去の物を捨て新しいものに置き換えているように思うのです。そう思った時に前述した「しかし、凄く大変でした。セリカの4WDを知る開発関係者は既にいないし・・・」を思い出したのです。

「いや、それおかしいでしょ?過去の資料やデーターがないと振り出しに戻っている事じゃないの?」って・・・

そう思った時、相当残念な気持ちになってしまいました。まあ、今までの無くなったモデルを観ていても、それまでに得た技術とフィードバックデーターが次に生かされたような動きは記憶に無いですもんねえー

新モデルの例の4WDスポーツのこれからが少し心配になってきた・・・
(運営現場側はしっかりしているかな?)




Posted at 2020/05/13 08:32:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | 思うこと | 日記
2020年04月14日 イイね!

車の造り方(ドライビング基礎がないと間違えてしまいます)って・・・

sportsユースの車を造る(セットアップ)を行うにはスポーツ走行を行う基本的な知識(実践能力)と、車の動きを感じてその事象に対しての観察と考察が行えなければいけないのです。

Gr-Bの生き残りマシンたちが、2000年代もヒルクライムレースで活躍しているのは、まずはベースが当時のスペシャルな技術の頂点にあるマシンであることで、それに加えて今の知見のある実力者が現代のモディファイを行っているからなんですね。このPRO SPEEDのS1E2の空力的モディファイもかなり理想的です。ウイング形状に角度、取り付け部分からの距離は絶妙ですよ。





公道をステージにした舗装競技の場合はアウトインアウトを詰めるタイプのサーキット走行のセオリーは危険な場合があります。バンピー、舗装の質の変化、地下水、左右前後の勾配が絡んできますから縦Gやトラクションを意識した操作が必要になるんですね。跳ねた後、接地後のトラクションのかかり具合や前後のヨーの変化など・・・

それらの動きには、巷で言われているアンダー傾向やオーバー傾向という表現や感じ方は合致しません。それに捉われていたら車を造りこむ事ができなくなるんです。

私がGC8のA4車両、CT9AのN4車両、iQと乗ってきて、一番面白かったのがiQなんです。この車の特性はかなり面白いんですね。電子制御に関してはCT9AのACDの考え方が生かせるので、動きをきちんと分析できて、そこから逆算的思考で考えていけば結果が見えてくるのです。Air Repair iQはそうやって造りこみました。

ナーバスながらも旋回能力は高く、若アンダー傾向できっかけを与えればリヤが出る。ただし、ショートホイルベース&FFミッドシップ気味なのでリヤが流れたと感じてからの修正を行うと手遅れ。そうなる手前で処理を行わないといけません。カウンターステアまで必要になる場面だとスピンさせた方が良いですね。横転の可能性もありますから。これAir Repair iQの特性です。乗った事のある車の中ではABARTH595competizoneのLSD入りが近いかな?

各部の動きが正確にドライバーに伝わらなければ危険なので、各部のレスポンスに重点を置いた造りこみをして少しずつモディファイを行ってきました。車検が通るのを前提に(車検を無視すれば苦労はしない車造りができます)。

静電気や発生する磁場によって起こる空力的な事や電気システムへの影響も無視できないレベルで影響がありますし、機械的な基本チューニングも非力な車故に必要なのがiQという車。ただ、残念なのが世界的に愛好者は多いけれど、マーケットとしては成り立たないというところですか・・・








Posted at 2020/04/14 10:31:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思うこと | 日記

プロフィール

「@ヤックス さん 私がやっていた方法は、クリーニングした後にウェットタイプを塗布します。しばらく置いて余分なオイルが出るので拭き取りします。その後、ワックスタイプ(ドライタイプ)塗布、週一はワックスタイプ、月一で両方です。」
何シテル?   07/02 10:24
さんちゃん?です。よろしくお願いします。車好きが高じてサラリーマンをやめてしまいました。プロジェクトμさん、KYO-EIさん、TOMMYKAIRAさんの商品を上...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/7 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

POWER CLUSTER BiLENZA 0W-20 Racing 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/25 22:34:07
バッテリー交換後のECU再学習手順 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/05/15 20:23:12

愛車一覧

トヨタ iQ Air Repair号 (トヨタ iQ)
会社設立を機会に営業車&デモ車として購入しました。No.付き競技車両としてのテスト&実証 ...
輸入車その他 ダートムーア トゥーシックスプレイヤー 26プレイヤー (輸入車その他 ダートムーア トゥーシックスプレイヤー)
ダートジャンプ、パーク、ストリートアクション専用26インチMTB。アクション用BMXの2 ...
スバル ステラ Air Repair2号 (スバル ステラ)
とりあえずエンジン、足、ブレーキは手を入れています。快適に速い経済的車を目指しています。 ...
輸入車その他 GIANT 極楽デラックス (輸入車その他 GIANT)
MTB界の27.5化が急速に進んでいること、緩斜面でのスピードの乗り、グリップの高さを比 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2020 Carview Corporation All Rights Reserved.