以下、ショッキングな画像等含まれます。
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ホントはちょうど一年の5/14日に書く予定でしたが・・・
修士の面接のプレゼン資料作成と、実験が終わったので論文を書いていたらいつのまにか忘れていたという始末w
まあよくいる、我がままで嫌われるタイプの方のお話です。
なんていうか、何にでも自分が優位に立っていないと気が済まないというか・・・
何でも知ってるんだゼ、アピールが過ぎる人というか・・・
まあ、とにかくそういう人が大学に居ますw
グループ研究で同じグループで顔を合わせたのが切っ掛けなのですが、
色々と話しかけてくるので、聞いたりしていると俺アピールがすごすぎて正直面倒な人でしたw
世間一般、どこにでもいる、自分には苦手なタイプですw
グループ研究でも、口出しはしてくるが・・・
一切仕事をせずに、自分の意見だけは押し通そうとする始末で^^;
他のメンバーもイライラしてました。
そんなある日、車買ったからドライブ行こうぜ!なんて誘われて空き時間に出かけたわけですが・・・運転マナーがひどい有様で。
バイパスがすいてるのをいいことに、べた踏み140kmまで加速。
エンジンブレーキなどとわけのわからんことをのたまい、ブレーキを踏む前に”L”へセレクターを入れる始末。
オーバースピードで交差点に赤で侵入し、電柱に突っ込まれそうになりました。
その後も、前の車が法定速度で走ってるのを、信号直前”黄色”で右折車線からフル加速して抜くなど、分けのワカラン走り方をしてました。
あ、ちなみに「アクア」です。
なんでしょ、「運転うまいんだゼ」アピールなんですかね?
彼を何度か駅まで送ったことがありますが(世間一般に通じる安全運転で)
それへの対抗なんでしょうか・・・。有意に立ちたかったのでしょうね。
何週間かして、グループ研究が終わった日。
相変わらずの彼の行動のおかげで、非常にイライラしてました。
早く帰りたかったので、キャンパスを出てすぐに車を発進させたのですが・・・
待ち構えていたようで、後ろにピッタリとついてきました。
それだけならまだキレませんでしたが、パッシングもされたので・・・
まあ、なんていうかイライラもつのり、ちぎってやろうとw
丘の上に立っているキャンパスなので、途中の道はかなり高速テクニカルコースです。
一番肝を冷やすのは、激しい逆バンクのS字高速コーナー。
ライン取りとかがわかってる人が走るなら、問題はないでしょうが・・・
クリッピングポイントを押さえないでスピードを出すと、はたきつきます。
その時は、後ろの彼がそんなことを解ってる人なんてことは考えてませんでした。
ハンドルを握る以上わかっててスピードを出してるのだと。
というより、彼が”何にでも有意に立ちたい性格”の方を気にするべきでしたね。
S字の直前、メーター読み95km/h。
ピッタリとくっ付いてくるアクア。
クリッピングポイントを抑えて通過しながら、アクセルを踏み込んで、針は90km/h。
ふっと、バックミラーを見ると、
曲がらずに、一直線にガードレールに突っ込んでいくアクアがいました。
スゴイ音を立てて突っ込んで、ガードレールに弾き飛ばされ、向きを強制的に出口へと修正。
轟音を立てて、ロアアームをアスファルトへこすりつけながら走るアクアは、3輪走行でした。100mあまり惰性走行を続け、停止。

それから、奇声を上げる彼をなだめ、保険会社への連絡、救急車の手配、周囲の安全の確認、交通誘導を行い、事故処理が終わるまで現場に立ち会いました。
結局、150kmくらい遠回りして、彼を自宅に送り届けたわけですが・・・
車内でこんなことを「一人で乗ってるときでヨカッタ」と。
まあ、自分はあぶなく殺されかけた事があるわけですが。
お前は車に乗るなと言っておきました。
そもそも、任意保険をケチって、乗る日だけワンタイムに入るような人が車を運転すべきではないです。何回も無保険で乗ったこともあるそうで。
実際、彼は事故以来車に乗ってないそうで。
免許交付後、1週間で29km/hオーバーで検挙。
自宅で2回、アクセルとブレーキの踏み間違いでリアを大破。
そして今回の事故。
そりゃ、両親もやめろと言うわけです。
今でもたまに夢に見るんですね。事故の光景。
S字の初めから停止までは、スローモーションのように鮮明に覚えてます。
誰が乗っていようと、誰のクルマであろうと、車がつぶれる瞬間というのはかなりショッキングなものです。1年たっても焼き付いて離れないこの記憶は、たぶん忘れないことでしょう。
罪はなくなりませんね。
さて・・・。長くなりましたがこれが1年越しの懺悔です。