2005年08月14日
猫のお葬式
今朝、電話がありました。
「チーちゃんが死んじゃった…」
実は昔、飼っていた猫を分家したんです。
子供が生まれる時
アレルギーがどうのこうのと親達がうるさかったので
当時私達4匹も飼っていましたから
その内の1匹を分家したんです。
だんなの会社で当時一緒だった女の子が
今まで動物を飼った事なかったけど
猫を飼ってみたいと言っていたんです。
それで彼女のところに「チーちゃん」こと
「チビクロ」を連れていきました。
チビクロは真っ黒でお腹と首のとこだけ白くて
しっぽも足も短く、それでいてコロコロと肥えていて
まるでツチノコみたいでとても可愛い女の子でした。
既にもう子猫の一番可愛い時期を脱しているにも関わらず
だんなの会社の子とその家族は快く受け入れてくれました。
そしてその会社の子は何年かしてお嫁に行ったのですが
その子がお嫁に行った後も彼女の家族はチビクロをとても可愛がり、
彼女も足しげく実家に帰ってチビクロを可愛がってくれてました。
今ではだんなもその子も違う会社に勤めてますが
チビクロのお陰でずっと交流が続いてました。
しかし昨年、彼女から連絡があり
チビクロが猫エイズにかかっていて、あまり先が長くないだろうと。
なのでお正月、彼女の実家に遊びにいかせてもらい
最後の姿を見てきていました。
風邪のような症状が出てきているものの、まだまだ元気だったチビクロ。
しかし今朝、彼女の家族が少しだけ出かけている間
おうちの居間で息を引き取っていました。
今日の予定を全て覆し、私達はチビクロに最後のお別れをしに行きました。
チビクロはタオルにくるまれ、傍にはチビクロが大好きだったものが並べられていました。
彼女と彼女のお母さんは涙が止まりませんでした。
お母さん達はペット霊園で火葬の予約をしてくれたそうです。
名残惜しいけど
こんな時期なので今日中にやってあげた方が良いだろうと。
私達はそこまでしてくれる彼女の家族にもう、感謝感謝でした。
段ボールに亡骸を移してからもお花でいっぱいにしてもらい
そのまま火葬しました。
ペット霊園では丁寧に弔ってもらい
最後は小さな骨つぼに収まって彼女の家に帰りました。
遺骨は彼女のおうちに預ける事にしました。
後はお任せして、彼女のおうちで気が済むようにしてもらう事にしてます。
だってもうすっかり彼女のおうちの猫になっていたんですもの。
最後までとても大事にされていたチビクロ。
幸せだったと思います。
そして最後の最後まで手厚く弔って頂き
大事に飼っていただいた彼女と彼女の家族に本当に感謝です。
チビクロ
天国で安らかにね…
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Posted at
2005/08/14 21:51:50
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