
朝6時に出発して最初の目的地「蔵王温泉」を目指します。
んで3時間後、無事に蔵王温泉の大露天風呂に到着。
PH1.5ほどの強酸性泉でお湯をなめてみるとレモンのような
酸味を感じます。
蔵王はスキー場として大変有名ですが、その分温泉のPRが
おろそかになっているのかスキーシーズン以外は結構閑散と
しており温泉の穴場になっています。
詳しくはこちら http://www.zao-spa.or.jp/about/
30分ほどゆっくりお湯につかったあとはお待ちかねのワイン
ディングロード「エコーライン」を登ります。
山頂に続く有料道路のハイラインをさらに登るとなにやら数キロ
先の景色が白いことに。。。
「え?雪?」まだスタッドレスは履いていませんので雪なら
引き替えさねばなりませんが近づいて確認してみると霧氷で
した。
外気温計を見てみると2℃と表示されています。
さすがお山のてっぺんは下界と違うな〜と妙に感心してみたり。
お釜は緑色の水をたたえ頂上にある神社のような建物は霧氷で
真っ白に凍っておりました。
ここから先は下っていきますので屋根は開けました。
吐く息が白く凍るほどでしたがウィンドーをあげてヒーター
かけておけばそれほど寒さは感じません。
山を下りたところで進路を福島方面に取り、4号線にでたところで
「どさんこラーメン」の看板を見つけ、懐かしさもあって昼飯は
ここで食べることにしました。
鉄板の味噌バターラーメンでも。。。と思ってメニューを見てみると
赤だとか白だとか金だとか見慣れぬ名前が。
山椒が効いているという赤を頼んでみましたが予想外の旨さで
逆にビツクリ!
どさんこラーメン全店がこのようにリニューアルしているなら、私は
リピーターになります!
飯を食ったら次の目的地をスカイラインの入り口にある高湯温泉を
目指します。
ナビはスマホのGoogleMapを利用してますが、普通のナビなら無難に
国道を中心にルートを案内するところGoogle先生は県道や市道も駆使
して最短ルートを案内します。
これ、私は好きです。特に農道なんかを走らせられた時なんかは「Oh〜〜!
さすがGoogle先生!わかってらっしゃる!田舎じゃ農道はハイウェイ
だぜ〜」と口角が上がってしまいます。
今回も期待通り、道路標識が「スカイライン直進」となっているとこ
ろをGoogle先生は右折を指示したり。。ドッカン農道ストレートを
走ったおかげで予定よりも早く着くことが出来ました。
高湯温泉には共同浴場として「あったか湯」という施設がありますが
特に休日には大変混雑していて車を停めることもままなりません。
おそらく湯船もイモ洗い状態でしょう。
高湯温泉は外来入浴を受け付けている宿が少ないのですが、あったか湯
から200mほど下ったところにある「のんびり館」は外来入浴も受け付
けており混雑もしてないのでお勧めです。
露天風呂を30分以上独り占め出来たんで写真も好きなだけ撮影出来ました。
高湯温泉で温泉を堪能したあとはスカイラインを上って浄土平を目指しました。
浄土平付近までくると景色は一変しあちこちで湯気が上がっているのが
確認できます。
時々強烈な硫化水素臭が。まだ臭いがしている程度だと濃度はそれほ
どでも無いそうで、ヤバイヤツは臭いを感じる間もなく意識を失ってし
まうそうです。
道路の脇には「注意!火山性ガスが発生しています。窓を閉めて走行し
て下さい」という看板が立ってましたので私も窓は閉めました。
ええ、屋根は開いてましたけど。
頂上の駐車場は有料で確か4〜500円だったと思います。
トイレにいくだけでこの料金は払いたくなかったのでこの駐車場はス
ルーして次のレイクラインを目指しました。
ところどころ紅葉の素晴らしい景色が見られましたが、大型観光バス
が先導車となりそれに続く車列に飲み込まれてしまいコーナーを楽しむ
ことは出来なくなったので帰路につくことにしました。
12時間450キロの旅はこうして終わりましたがNR-Aの固いショックでも
全く問題なくロングツーリングは可能です。
納車されるまでこのショックがどれくらいの固さなのか判らず心配し
ていたのですが私はOKです。
揺れますよ。確実にSSPよりは。SLPに試乗したときはあまりに乗り
心地が良くて逆にビックリしました。それでいてコーナーでは鋭い回頭性
を見せてくれたのでNR-Aで無くてもいいかな?と思いましたが便利な
マツコネやオートワイパーとビル足を天秤にかけた結果、最終的にNR-A
という結論にいたりました。
NR-Aはコーナーがめちゃくちゃ楽しめます。
限界がどこにあるのか未だ見ることは出来ていません。ハンドルを切れば
切っただけイヤがらずに曲がっていきます。
クイックイッとハンドルを左右に素早く切るとカートに乗ったときと
同じ挙動で左右にステップしてくれます。
前走車が苦しそうにロールしながら曲がっていくコーナーをミニ四駆の
ごとくピターっと路面にはりついてサクッと曲がっていくのが楽しくて楽しくて。
「車で走るのが好き」って人なら多少の乗り心地の悪さは許容出来るでしょうし
なによりこのオンザレール感覚に至上の喜びを感じることでしょう。
NR-Aいいっすよ!