私とした事が窓を開けるのを忘れてしまい、不鮮明な画像になってしまったのだが。。。
土曜日の早朝、気温が低いうちに・・・と、横浜市内にある某所へクルマを走らせた。
さすがに10年選手のLIMITED号。。。
新潟に長らく居たせいもあって、ボディの下部に錆も出てきたので、補修をしようかと思ったのだが、シロウトの僕には上手にする勇気も自信もなく、プロにコツを伝授してもらおう・・・という目論みで出撃したのだった。
子供が10:30までに、プレ幼稚園に行く予定なので、遅くとも10:15までに帰宅しないといけない・・・という家族への配慮もあった。
その道すがら、いつも僕の目を和ませてくれる「絶版車」を扱うお店の前を通ると・・・
ピカピカのフェアレデーSR311がこれから店内に入ろうとしている最中だった。。。
このモデルを見て「フェアレディ」といってはいけない・・・当時のメーカーの広告に従って「フェアレデー」というのが
「ツウ」なのである。。
しかし、S30としかも色が「レッド」の揃い踏みなんていうのが僕のハートを直撃してしまった!!
う~ん・・・スクリーンとバックミラーの位置から最後期のモデルだな・・なんて思いつつ携帯で撮った。
フェアレデーSR311には大きく3タイプが存在する。
実は一番目にするのが、TOP画像のこの最終モデルなのだ。。
それでは簡単に移り変わりを見てみよう。。
デヴューが1967年三月で、コイツが幻の初期モデルだ。
なんたって、67年の10月までしか作られていないから希少なのだ。
見分け方は、短いフロントスクリーンにヘッドレストの無いシート。。。ワイパーが俗に言う「けんかワイパー」で左右に中央から動くタイプだ。
ウインドスクリーンが短く、一番ブリティッシュオープンの文法に法っていて、マニアの間では最良のSRだなんて言われている。
これが11月になると・・・
北米の保安基準に合わせて急遽マイナー!!
フロントスクリーンが高くなり、ワイパーが今風の配置になった。
そうそう、ヘッドレストがついたのもこのマイナーからで、このモデルは翌68年11月まで作られた。。。
そして最終型となるモデルが登場!!
コイツの見分け方は・・・バックミラーが後方に移され、リヤのライセンスプレート・ランプが、バンパーから上方へ照らされていたのが、プレートの左右から二灯に変更された。
内装が一番変わって、初期の面影がまったくなくなり、インパネの全面がソフトパッドに覆われ、縦型の
AMラヂオが装着されたのが大きな特色になる。。。
こんなことをツラツラと思いながら、もう一度あの野蛮で馬鹿っ早いSRに乗ってみたいもんだ・・・と、ひとりニヤニヤしながら信号待ちの一瞬を楽しんだのであった。。。
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フェアレディ | クルマ
Posted at
2006/07/17 02:11:18