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2006年07月23日

装備 R30スカイラインの新兵器たち。。。

装備 R30スカイラインの新兵器たち。。。





スカイラインと言えば、サーキットの活躍がクローズアップされるが、オーディオ好きであり、優れたドライヴァーとしても毎日ドライヴィングをしていた 櫻井眞一郎 氏 のアイディア溢れる新兵器たちも見逃せないのだ。



パワー競争の申し子の様に言われるR30スカイラインだが、そのR30にも現代では必要不可欠な装備が散りばめられていた。

まずは、オーディオ好きで有名だった櫻井氏ならではの世界初の装備がある。

ダイバーシティ・アンテナ だ。



先代の通称「ジャパン」と呼ばれたC210では、オプションだったがTechnicsを採用して、オーディオファンの感動の涙を誘った。

当時から(今でも)Technics信者である僕は、もうそれだけで、走らない、鈍重・・・などと酷評されたジャパンであるが欲しい・・と思ったモンだ。

カワイイ!?のは「サブ」と「メイン」なんていうインジゲーターが付いていて、今、どのアンテナで受信しているかが分かるようになっていたのはご愛嬌だ。

さらに今度はタイアのスカイラインの真髄・・・櫻井氏は、スカイラインの開発を進めるに当たって、当時の運輸省と激しくバトルを繰返した事は意外に知られていない事実だ。

今となっては馬鹿げたハナシだが、ラジアルタイアアルミホイールが当たり前のように履ける様になったのは、実は櫻井氏の働きかけであったのだ。

だからアルミホイールを標準で採用したのがスカイラインが最初だったのだ。。。

初物 スカイラインって始めてが多いんですよ!
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=916715

そのタイアのスカイラインのR30のトピックがテンパータイアの採用と、なんとそれだけでなく、そのスペアータイアの空気圧のチェックが出来るようになっていたのだ!!



しかし、そんなスカイラインの栄光の装備たちの中にも、確かに便利なんだけど、よく考えてみたら・・・という装備もあった事も事実だ。

それが・・・

傘入れ兼用ドアポケット だ。



R30乗りなら至極有名な装備?なのだが、これは一度使うと本当に便利な装備なのだ!

若干傘の長さに左右される嫌いはあったが、ドアポケットの先の運転席側の足元のサイドボードには、傘をドアポケットに入れた時に、傘の先が干渉しないように「逃げ」まで入れてあるのだ!!
そして当然だが、ドアポケットに入った「雨水」も室外に排出されるようになっていた。

これは、まさに毎日クルマを足として使う櫻井氏ならではのアイディア装備と言えるだろう。。。

しかし・・・

傘入れとして使うと、本来のドアポケットの機能が使えない・・とか微妙な使い勝手の問題から、R31では廃止されてしまった、日産お得意の忘れてください装備のひとつにもなってしまったのだった。。。

クルマは愛だ

のキャッチで一世を風靡したR30スカイライン。。。

そのキャッチが、ただの謳い文句だけでなかった事は、これらの装備たちからも伺い知れると僕は思うのだ。

今のスカイラインは、やたらと「走り」だの「豪華絢爛」さを謳いあげているが、こうした実は目に見えない工夫や、デザイナーの優しさが、本当のスカイラインの真価であったという事を、今の日産の連中は思い出して欲しい・・そう思うのだ。。。


.
ブログ一覧 | スカイライン | クルマ
Posted at 2006/07/23 13:37:43

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この記事へのコメント

2006年7月23日 16:41
R30は親が乗ってましたがこんな装備があったんですね。
小さかったからココまで気づきませんでした;。
アンテナの角度が室内で変えられる事知ってたら遊んだのにな~w
コメントへの返答
2006年7月23日 18:31
意外に乗っているオーナーも気付かないモンで。。。
ちなみに今乗っているクルマの取り説を、改めて眺めてみると・・おおぉぉぉっていう発見があったりします。
R30のアンテナって、そういえば今のショートアンテナの走り!?なのかもしれませんね。
2006年7月23日 17:26
初めまして。足跡を辿って参りました。

R32以降は妙に走りだけが強調されすぎた気がします。自分の中ではファミリーカーでありながら、楽しく走れる車という認識でしたが。

初の愛車はR30のGT-E TURBOという、ラグジュアリーなEXやEL系ではなく、ES系の廉価グレードだったので、リアワイパーはありましたが、ダイバーシティなコンポやドアポケットなどの豪華装備はついていませんでした。

過去のblogも色々と拝見させて頂きましたが、しばし昔を思い出してしまいました。また寄らせていただきます。
コメントへの返答
2006年7月23日 18:37
コメントを頂いてありがとうございます。
実はこのR30のブログを書くに当たって、スカイラインにお乗りの方々の紹介ページを拝見させて頂きました。
本当にスカイラインに乗られていた方々の、色々な思いを感じて逆に身が締まる思いです。
GT-Eとはまた硬派なグレードにお乗りになって居たんですね!実は、僕もR30ならGT-Eと思った時期がありました。。。
なんたって、足回りはまんまGT-ESで装備が省かれていわば、モータースポーツのベースモデル的な雰囲気が漂っていたからなんですね。
足回りはスカイラインの真髄のGT-ESを奢るから、あとは自分なりに豪華に振舞うもよし、ハードに乗るもよし・・という感じで、造り手の思いが一番詰まったモデルだと感じたからです。。。
また、ぜひぜひ足跡を残して頂けると幸いです。
2006年7月23日 20:48
こんばんは。トラバありがとうございました(^_^)
これがR30の傘入れなんですかぁ。
確かにドアポケットとしての機能と両立はしませんがあると便利だと思います。あと作り手の心使いを感じますね。

ところでTOP画像のCMの「ツーリング魂」にビビッときてしまいました(^O^)/ やっぱ「魂」は必要ですよね。
コメントへの返答
2006年7月23日 21:14
いえいえ、こちらこそ懐かしい記憶を蘇らせる事ができて、すごく楽しくブログをUPできました。

この傘置きを知っているオーナーの殆どは、R31になって廃止された事をいたく嘆いておりました。。。

まったく便利な装備だったんですね。このカタログの画像を見ても分かる通り、櫻井氏のアイディアっていう雰囲気が伝わってきますよね。

R30の後期のCMって、どれもポールニューマンの映画などに絡めた印象的なモノが多くて、見るのが楽しかったですよ。。
しかも、スカイラインのイメージを上手も使っているのでさらに楽しかったですねぇ。。

Zの「ソウル」に対して、R30の「魂」・・・なんだかクルマのキャラクターを端的に表していると僕は思いますね!!
2006年7月23日 22:43
使ったことないですが、うちのRS-XもGT-ESも傘入れ付いてます
1台目のRS-Xは前オーナーがドアポケット潰してオーディオボードになってました
ルーフアンテナは去年RSのがダメになったので新品取ったのですが、つけるのもったいなかったのでヤフオクで中古を落札して取り付けました
R31もHICASとかオートスポとか4WASとかいろんな新機構が採用されてますよね
アジャスタブルショックアブソーバー(フットセレクター?)も3段に進化してますし
コメントへの返答
2006年7月24日 12:31
R31ももちろん進化してますよね!
でも売り出しの頃のCM戦略がイマヒトツで、苦戦を強いられましたが・・・・
HICAS、GTオートスポイラーなどなど、これからのFR、いやクルマの方向性の「解」を求めてチャレンジングだったのですが、相変わらずのメーカーのR31に対する方向性の迷走で、イマヒトツ盛り上がりに欠けたことも不幸でしたね。
久々にR31のTVCMを眺めていたんですが、初期のクウペのCM、後期のトッカータが流れるCM。。。どちらもホント背筋がゾクッとするくらいカッコいいですよね。。。
R30のポールニューマンのCMと共に印象的で思い出深いCMのひとつでもあります。。
2006年7月24日 1:14
スペアタイヤの空気圧チェック、これは現代のクルマにも是非装備して欲しい装備ですね!
 
 今のタイヤは殆どパンクしなくなったのでテンパーに履き替える事すらないのが実情ですが、その為にテンパーの空気圧を見た事がある人が今現在いるのか。

 私も偶々スペアの空気圧が気になってチェックしたんですが、とても使えるような状況ではありませんでした。

 現代のクルマ(タイヤ)だからこそ、付いてて良い装備かと私は思いますね。
コメントへの返答
2006年7月24日 12:34
ところがですね、現代ではスペアーレスのクルマもたくさん増えてきましたよね。。。
パンク修理キットがゴロンて転がっているだけのクルマが増えてきて、ますますスペアータイアの存在感が希薄になってしまっています。。
そんな状況なんで、正直、スペアータイアの空気圧を見てる人は皆無に等しいでしょうね。。。
そうなると、自己管理という言葉でメーカーも一蹴するのではなく、管理を容易にする、こういった装備を標準にするって必要だと僕も思うのですが。。。

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