R31スカイラインの初期のオプションのエアロ関係を中心にご紹介してきたが、よいよPART2である。
前回は「STAGE1」をご紹介したが、今回は「STAGE2」をご紹介したいと思う。
一見すると「STAGE1」と違いが無いように見えるが、いや実は、細かい部分で違いを散見する事ができるのだ。
まずフロントバンパー下だが、「STAGE1」に比べて、張り出しも形状も微妙に変わって居る事にお気づきだろうか。
名前も「STAGE1」の「エアダムスカート」から
「ADフロントスポイラー(\33,000)」
となっている。
さらにサイドスカートも形状が異なっており、名称も「ADサイドガード(\35,000)」となり材質も、樹脂製から「発泡ウレタン」になっている。
次ぎにリヤスタイルだが、
これも微妙に変化が付けられて、「STAGE1」がリヤバンパー下をぐるりと巻き込んでいた形状だったのが、一見「マッドフラップ(泥除け)」の様な形状になっている。こちらも名称が異なっていて「ADリヤアンダーガード(\18,000)」となっている。
一番分かり易いのが、トランクリッドに乗っかった「スポイラー」だろう。
「STAGE1」の「ウイングタイプ」から「リップタイプ」に変更され「ADエアロフィニッシャー(\25,000)」と命名されていた。もちろん、これを装着する事で重量が増すので、トランクの開閉をスムーズにするのと、重みで勝手に閉まるのを防ぐ為に「強化型トランクリッドトーションバー」が不可欠となる。
スポイラーで思い出されるのが、この「STAGE1」、「STAGE2」以外にこんなモンも密かに用意されていた。
「ADルーフスポイラー(\24,000)」だ。
トランクリッドに乗っかっているスポイラーは結構見るが、この「ルーフスポイラー」だけは、残念ながら僕も見た事がないのだ。
「STAGE2」専用という訳ではないが、この画像では「BOSCH 42D」フォグランプが装着されている。
この値段が当時でも「¥23,000」となかなかのお値段。改めて、ご紹介した色々なスポイラーなどの値段(もちろん全て当時の単品価格だ)と比べてみれば、いかに当時は フォグランプ が贅沢品だったかが分かろう。
こうしてR31の当時のオプショナル・カタログを眺めてみると、如何に日本車の進化、特に小物の進歩には驚かされるばかりである。
Posted at 2007/11/15 23:45:19 | |
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