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徳小寺 無恒のブログ一覧

2007年12月18日 イイね!

四角 ルミオンの存在意義は何だろうね!?

四角 ルミオンの存在意義は何だろうね!?







最近、日産車党の みやこしさん さえも気になると言わしめたルミオンに乗る機会がやって来た!!

何と、そのみやこしさんがレンタカーを一日借りたと言うのだ。

「乗って見ませんか?」のメールに1も2も無く返信したのは言うまでも無かった。

試乗したのは、大忘年会の当日、我が家の近所にある「第二駐車場」まで、みやこしさんが来てくれて、試乗会の始まりとなった。



レンタカーは、最廉価版の1.5Xで、ボディカラーは「ジンジャーレッドマイカ」と呼ばれるオレンヂ掛かった明るいカラーだった。

さてさて、最廉価のグレードと聞いて、こりゃ質感とか乗り味は大丈夫なんだろうか?、そうそうインプレッサは酷かったからなぁ・・・などと思いつつまずはパッセンジャーシーツに、どっこいしょと腰を落とした。

限定 新しいインプ15は街乗りに最適だね
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/6778597/

まずは3ナンバーという事で、結構横方向の余裕はさすがだ!インプの時も感じたが、横方向が広いと意外にラクな事は隠し様も無い事実だ。
ただ、ウィンドゥ面積が意図的に上下方向に切り詰められているデザインなので、確かにシートポジションも高く見晴らしが良いにも関わらず、閉塞感があるのが残念だ。

みやこしさんが、i-Podを純正ナヴィオーディオに接続して鳴らしていたのだが、これが4スピーカーで、ドア埋め込み?と思えるクリアーな音を出すのには驚いた!!
もちろん低音がズンズン効くとかではないが、ボーカルの輪郭がクリアーかつシャープでなかなか聞いてて心地よいのだ。

ヘッドユニットは、出てくるモードパターンなどから、やはり「イクリプス」であったが、どうも今までの「あまり音が良くない」という先入観は拭い去った方が良いかもしれない。

ただ、みやこしさん曰く、これがリヤシートに行くと完全に音圧も不足気味なので、リヤシートで音楽を楽しむのは上位グレードの「9スピーカー」が必須だとコメントしていた・・・閑話休題。

さてさて、そんな純正ナヴィなんだが、これが僕が持っている「イクリプス」か?と思えるくらい操作性が良くない。住所検索をするにも、ランドマーク検索をするにも、あまりにも表現が、「指示」の仕方が抽象的で使い難いのにはマイッタ!

DVDナヴィだ!と悲観するかもしれないが、実際の検索の速度や、リルートの素早さを知ってしまうと、これで十分と思えるのに、肝心の操作性がプアなのが残念でたまらないポイントだ。



さてさて、某所で食事を摂った後、今度は僕がドライヴィングしてみる事にした。

まず第一印象は、最近絶滅の危機に瀕している「センターメーター」故の眼前の殺風景さ・・・メーターナセルが欲張ってスティアリングの前まで伸びているが、そこに何も無いもんだから、特に周りが暗くなると寂しさが一層身に染みる事になる。。。

ただ、ドアの内張りなどは、まったく樹脂ばかりの構造なんだが、これが表面の「シボ」の入れかたや意匠が巧みなので、安っぽさを微塵も感じさせないのは、さすがトヨタだ。(ただ、触るといっぺんにそのイメージが崩れてしまうのは内緒だ)

走らせて見よう。

このルミオンの変速機は「ベルトドライヴ」のCVTなんだが、クリープがまったく無い。そうそう、日産の初期のCVTに見られたアレと同じ様なイメージだ。

ただ、さすが以前のトヨタ式CVTに見られた、とにかく回転ばかり先行して車速が乗らない・・という旧態依然のイメージは微塵も無く、これが結構闊達に走ってくれる・・・
正直に告白するが、こりゃ一昔前の「2L」クラスのエンヂンより、エンヂンの活きが良いし、レスポンシブである。

こりゃ前に乗ったインプレッサが、余りにも酷かったせいかもしれないが、お世辞抜きに良く走る。

不足 インプ15Sは、やっぱり・・・
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/6734159/

さらに驚いたのは、3ナンバーの幅広ボディをフォローするため!?なのか、スティアリングの切レ角が想像以上に大きいのだ。
こりゃチト苦しいかな?と思えるUターンでも、スクエアーのボディとも相まってクルリと向きを変えられるのは大いに助かるだろう。

横浜町田IC近くの、コーナーが続く道を走ったのだが、常識的な範囲の速度では路面の凹凸も上手にいなすし、それでいて体感ロールも少なく、けっこう振り回す事が出来た。
しなやかさでは、頭みっつ分、新しいインプが優れているが、そこそこの乗り心地でありながら、操縦性が確保されている事はありがたい事だ。

さてさて、途中から5名乗車と相成ったのだが、ここでもまったく「力不足」を感じる事は無かった。ここでも踏めば踏んだだけ前へと出る感覚は変わらず、相変らず、もうひと踏みすれば周りの交通をリードするくらいの元気を持ち合わせているのには正直驚いた。

ただ、フル乗車になって気になったのは、発進停止によるノーズアップ、ダイブが結構ひどい事だ。

周りが暗くなってさらにヘッドライトの光の具合で顕著になったのだが、発進時のリヤの沈み込みが大きくて、ヘッドランプのレヴェライザーを調整しなくては、遥か前方の吊下げられた標識を照らしてしまうのだ。。。

特に操縦性に変化を見られないのだが、姿勢変化が大きいのは気持ちの良いものではなく、もう少しジオメトリーなどを変えてくれたら随分とよくなると感じた。

さてさて、このルミオン、数十キロしか試乗しなかったが、元気印のエンヂンといい、適切なシフトスケジュールのCVTと言い、単なる「遊びクルマ」ではもったいない・・そう感じた次第だ。

キューブの高さで稼ぐ方法は、日本という国情を考えれば理に適っているが、これが主力で売られる彼の地では、セカンドカー・・・サードカーとして重宝するに違いないと確信した。

ただ、現実的に購入を考えると、意外に割高で、オプションをアレコレつけると、まったく高額なクルマになってしまうのは如何なモンかと思うのも事実だ。

正直言って、このルミオンというクルマをトヨタは、どうしたいか?最後まで僕には理解できなかった・・という事も本当のところなのだ。。。

確かに良いクルマなんだけどねぇ・・・・




Posted at 2007/12/22 20:52:20 | コメント(7) | トラックバック(1) | クルマ | クルマ

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「後視 いやぁこんなに簡単なバックカメラがあったなんて!! http://cvw.jp/b/124785/23876370/
何シテル?   01/04 14:54
無類のクルマ好きで、日産車を愛してやみません。 徳小寺 無恒のHNを引っさげ、かつての愛車、ワインレッド・パール・ツゥートンのU14ブルーバードの話題を軸...

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