かなり考え込んでしまったが、某英国のサイトで「醜いクルマ100」というのをやっていた。。。
まぁよくぞここまで集めたモンだと思ったのだが、中身を見ると、これぞ確かに!と言うものから、どんなモンなんでしょうか?というものまで世界の100台のクルマが集結している。
詳細はサイトをクリックして欲しいのだが、さすがにワースト1の「Pontiac Aztek」は我が目を疑ってしまった一品・・・いやいや一車だ。
しかも、ショウモデルでなく売っていたというのだから驚異としか言い様が無い。
しかしベスト・・・いやいやワースト10にカイエンが入っているのは大いに疑問だ。
これは独逸工業製品への英国人のやっかみ!?か?と思えるのだが・・・
日本車で言えば100-90の84位に現行「ランサーエヴォリューション」がランクインしているのがまず目立ち、70位の「フィガロ」には私は大いに反論を唱えたい。
だって、一時期英国では小排気量にフル電動オープン、さらにはターボという事で「フィガロ」の英国輸入が持て囃された時期があったのだ。
おそらく、これはこのような小型で技術的にも凝縮したクルマを作った日産へのアンチテーゼに間違いない!と考える次第だ。
67位の「X90」は何も言うまい。
38位の現行「インプレッサ」は、ある意味で同感である。新しい時代を切り開く、自らのこれまでの道程を見直すという事の難しさを、新しいインプは具現化していると言えるだろう。
29位の210サニーは画像が悪い・・・もっとグレードが上のモンだったら評価が違った・・・違って欲しい一車だ。
新しいBMWやレンジローバーなどが入っていたりして、複雑な英国人の思考回路が見え隠れするが、逆に「オースチン・ヒーレー」や「2CV」、「初代VW」などは、ある意味デザインの微妙な「外し」を意図的に行いそこに美学を見出すものなのだが、それを否定してワースト100にランクインさせるとは、さすがユーモア(ある意味皮肉」好きな国民性を表しているのかもしれない。
初秋の夜中、皆さんもぜひぜひ、この彼らが言う「ワースト100」のクルマを眺めながら、いろいろな思いにふけって欲しいものである。
(追伸)
現行「ウイング・ロード」が・・・あっ!これは禁句か?
The 100 ugliest cars
http://www.telegraph.co.uk/motoring/main.jhtml?xml=/motoring/2008/08/25/mfuglycars123.xml
Posted at 2008/09/09 02:23:12 | |
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