よいよ第四十回の「技能五輪国際大会」が、9月1日よりカナダのカルガリーで開催される。
2007年は静岡県沼津市で開催され、日本が追いすがる「韓国」を振り切り、開催国としての面目を保ったが、今回も四十種目に「45人」の若人が世界に挑戦する!!
製造業の端くれに携わる僕としては、毎回、日本選手団の活躍にヤキモキするのだが、スポーツの五輪と違って、なかなかマスコミの取り上げも少なく毎回、その情報収集に苦労するものだ。。
それが、前回、日本で行われたという事でマスコミでも取り上げられる機会があり、ようやく世間の注目も浴びる様になり、これで製造業にもたくさんの人が注目してくれたら・・・と思っている次第なのだ。
その競技の内容だが、種目としては「CNC旋盤」、「CNCフライス」、「自動車板金」、「溶接」、「自動車工」・・・などという如何にも工業的なモノから、「印刷」、「タイル張り」、「石工」、「家具」、「造園」、「左官」などという意外な種目もたくさんある。
競技職種
http://www.jyukuren.javada.or.jp/modules/pico/index.php?content_id=18
その中で、自動車業界の活躍が目立ち、こうした技能五輪に熱心な「デンソー」、「トヨタ」、「豊田自動織機」、そして創業時から師弟の専門学校を造り現代まで綿々と続く「日立グループ」の選手が目立つ!
もちろん「日産」、「マツダ」の選手も多い。
技術の海外流
失が叫ばれる昨今、まだまだ、こうした技術を伝承する若い力が日本に居る事は心強い。
ちなみに過去の大会で「金メダル」の数でのランキングで、我が日本は毎回上位を得ているのは嬉しいでは無いか。
中央職業能力開発協会 日本選手団の成績状況
http://www.jyukuren.javada.or.jp/modules/pico/index.php?content_id=20
こうした若者をもっとマスコミは取り上げるべきだし、もっと国や企業などで盛り上げて、国家の礎にならないものだろうか?
やせても枯れてもモノづくり
これは日立製作所創業者の「小平浪平」の言葉だが、
「モノ造りは国家の礎」 である事を端的に表していると思うのだ。
今回は自国開催ではないので、マスコミの取り上げは少ないだろうが、ぜひぜひ選手団には頑張って欲しいものだ。
そして、これからの日本を支える原動力として、活躍して欲しいと願って止まないのだ。
頑張れ日本!頑張れ若人!
Posted at 2009/08/28 14:49:39 | |
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