徳小寺　無恒のブログ一覧

　さて、ようやく道具も揃ったという事で、作業を始める事にした。
まずは、これまで ＣＣＦＬ（エンジェルアイ） に入力されていた配線を切断して、遅延タイマーリレーに迂回する様に配線を引き直す。


エレクトロタップなんて使いたくないけど、便利さに負けてついつい・・・結果、配線周りが賑やかに。。

　プラスが「黒」、マイナスが「茶」という、尋常な神経だと間違えそうな Ｘ－Ｃａｒ の配線のロジックに惑わされながら、プチリプチリと配線を切断して、遅延回路への迂回路を造る訳だが、トラップの様な配線の識別もそうだが、なんで容量の大きなところにも、「０．２ Sq 」 なんていう、か細い配線を使うのだろうか？
　事実、同じ型式の車両で、配線から煙が！配線が溶けた！！なんていう恐ろしいハナシを良く聞く。「必要最低限」という思想なのかもしれないが、僕なら「安全係数」という方をきっと取ると思うのだが如何だろうかねぇ・・・・・閑話休題。

　画像を見てもらうと分かるが、ブルーとイエローの配線が増設したモンで、これとて 「０．７５ Ｓｑ 」 と決して太くはないのだが、余りにも灯火類の車両側の配線の取り回しが複雑なんで、結果この太さしか使えなかった次第なのだ。

　そして遅延回路そのものはと言うと、バルクヘッドとエンヂンルームの間にある、マスターシリンダーのある空間に押し込んでみた。


ここなら、雨水の心配や、若干だが熱の影響を回避できそうだ・・・

　さてさて、ここまで来ると、もう殆ど完成なんだが、最後に Ｘ－Ｃａｒ のお得意の保護回路を騙す作業が残るのみとなった。。。