書こう書こうと思いつつ半年が過ぎてしまったが(苦笑)
今年のジュネーブショーで別の意味で話題になったクルマがあった。それがトヨタの
次世代スモールハイブリッド コンセプト「FT-Bh」
←
なんだが・・・・
正直言うが、僕は初めてコイツをトヨタのサイトで見た時、ショーモデルとは言え
「本気でコレを出すのか?」
と我が目を疑ってしまった事を告白せねばなるまい。
美しさというモノが前を見ても、横を見ても、さらに後ろを見ても、その片鱗さえ見る事が出来ないからだ。
特にフロントの造形は、薄目を開けた深海魚の様でもあり、サイドヴューは近年まれに見る酷いデザインと評判の 「ウイングロード」 の方がまだマシに見える。
リヤに至っては、もうどう表現して良いか大いに悩んでしまう。
元々、トヨタの最近のデザインは、やたらとプレスラインを入れた、線に頼った面を大事にしない小学生の描くクルマの落書き程度のモンが多かったが、いくらショーモデルとは言え、これを海外に持って行った度胸というか厚顔無恥な点は理解に苦しんでしまう。
最近、トヨタもホンダも、以前に比べたらエラク、デザインが酷くなったと感じていたが、この「FT-Bh」 で極めてしまった・・・と、トヨタのデザインの行く末をライヴァルメーカーとはいえ心配してしまうのだ。
確かに、最近はフロントの魚顔デザインが主流!?のようだが
魚類 「ミツオカ・オロチ」不謹慎ながらそう見えてしまいました
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/792517/
それにしてもねぇ・・・
海外で日本車が販売で苦戦している事が度々取り上げられているが、それはデザイン力の低下も大いにあるからではないだろうか?
米国本田で売っている「クロスツアー」フロントの造形も大味、サイドも変な凹みがあるし・・・
なんでも、イタリアンが良いとは思わないが、もう一度、日本のメーカーは、イタリアあたりにデザイナーを行かせて、もっとデザインの勉強をした方が良いのでは?なんていう危機感を感じさせた、トヨタの一撃であった。
Posted at 2012/08/26 08:16:05 | |
トラックバック(0) |
クルマ | クルマ