先日、斬新な新型 Audi TT クウペ のメーターを紹介した、北米ラスベガスで開催された 「2014 International CES」 。
実は、メーター以外にも Audi は挑戦的なヘッドライトのプロトタイプを発表展示していたのだ。
「Audi Sport quattro laserlight (アウディ・スポーツ・クワトロ・レーザーライト)」
がそれだ。
これまで見た事のない様なヘッドライティングのデザインだ。
その名の通り、ヘッドライトに 「レーザー」を活用した、レーザーライトが採用されており、メインの ハイ・ロー に LED を使っているのは目新しいモノではないのだが、中心に 「レーザーライト」 が置かれている事だ。
少々分かりずらいのだが、LEDのライトの中心に「レーザーライト」のユニットが組み込まれている。
このレーザーライトのユニットは、LEDより格段に小型化がされ、光源は直径数ミクロンしかないという。
レーザーライトのハイビームライトは、1640フィート、約500m近くの路面まで照らし、これまでのLEDのライトに比べ照射距離は約2倍近く、光度は3倍になるという。
ある意味でスポットライト的な配光になる。これによって対向車への防眩にも貢献するという。
これまでも Audi は量産車で、他には見られない LED ヘッドライト を採用していて大いに僕は注目していたが、
複眼 AUDI A6 のヘッドランプも個性的だ。
⇒ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/23741597/
個別の LED の照射角度等を制御して、路面の照射範囲角度を調整している。
それらより、遥かにシンプルな構造とデザインを、この 「Audi Sport quattro laserlight (アウディ・スポーツ・クワトロ・レーザーライト)」 は実現している。
シンプルでありながら、高機能化を図っているのが、この新しいヘッドライトの特徴だろう。
クルマのエクステリアそのものは、まぁ Audi らしいと言えば、そういえるシンプルで嫌みのないものなのだが、フロント周りの造形、特にヘッドライト周りは 総 LED のこれまでのモノよりシンプルな造形になり、ペンタゴングリルに、その脇にある開口部の造形は大きなスリットが二枚あるのが目新しいモノなのか。。。
シンプルな造形ながら、プレスラインを効果的に使って印象的な雰囲気を醸し出している。
最近、販売も好調で、デザインはもとより、メカ的にも独自の路線を歩む Audi 。
先日、ご紹介した 新型TTクウペ のメーターといい、まだしばらくクルマの世界で話題を振りまきそうである。
Posted at 2014/01/29 22:43:39 | |
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