
美ヶ原温泉まで来たのだ、温泉を楽しまない他は無い。
ココには、家族風呂、貸切風呂が用意されているので、歩けない家の子供とも、他を気にせず、ゆっくり温泉を楽しめるはずだ。
良く、温泉までのスロープがあるからとか、色々と子供を背負ってでも入れるのではないかと言われるが、まったく歩けない子供とは言え、中学生を背負ったり、抱っこして、脱衣所から湯船まで移動する事を想像して欲しい・・・
意外にこうした旅館の大浴場の床は凹凸があるし、だいたい、何をするにもおんぶしたり、一番大変なのが湯船から外に出る時だ。中学生の子供を湯船から引っ張り上げるのはホント半端でない力が居るものなのだ・・・・
さてさて、気を取り直して、まずは、ロビーにお願いして、貸切風呂をリザーブした。
御願いした時間近くなると、部屋まで貸切風呂の鍵を持ってきてくれた。 取りに行く事が有っても、持ってきてくれたのは始めてだ!!
長い長い緩やかな坂道の廊下を行くと浴場へと
温泉場までの長い廊下を上がってゆくと・・・・比較的広めの休息所が有って、そこにも廊下と、一段高くなった休息所の間にスロープがあって、車イスの移動が実に楽であった。
子供を車いすに乗せたまま、休息所に上がり、そこから女性風呂へ続く廊下の途中に、
休息所から女性風呂へ通じる廊下の途中に 貸切風呂 の入り口があった。
貸切風呂 「庭園 御殿の湯」 があった。
早速、預かった鍵で大きな引き戸を開けて中に入ってみた。
こうした貸切風呂の多くは、脱衣所などが狭い場合が多いのだが、ここは実に広く快適だった。
脱衣所の手間には、比較的広い廊下があり、クルマ椅子を楽々と置けた。そして、しっかりとした椅子も用意されていたので、そこで子供の服を脱がせ、湯船へと入る事が出来た。
ここの湯船で感心した、その1が、
内湯と、露天風呂が、引き戸で仕切られており、引き戸を開けるだけで露天風呂へ行けるのだ。
内風呂から露天風呂へは、扉で仕切られており、湯船から出なくても露天へ移動できる!!
これなら寒い思いをしながら露天へ移動しなくて済む。
うちの子供も、浮力のおかげで、手で湯船の中を移動できるので、実に楽しそうに出たり入ったりを繰り返していた。これはちょっとしたアイディアなんだが、実に使う人目線で良いモノだ。
露天も実に趣味の良い庭園の中にあって、空には遮るものもなく実に気持ちの良い物だった。
そうそう、湯船や移動のスロープの気遣いもありがたかったのだが、もう一つ、実におもしろかったのが、
スリッパに目印を貼っておく・・・単純なんだけども気持ちの良いアイディアだ。
履いてきたスリッパへの心遣いだ。
簡単に剥がしたり貼ったりできるシールが用意されており、スリッパを置いた後、そのシールに文字や印を書いて、スリッパに貼っておく!!
確かに、こうすれば、余程の悪意のある行為でもなければ、間違いなく履いてきたスリッパで帰りも気持ちよく帰れるというものだ。
さすが、人気のある旅館は、こうした細かい心遣いもできていると感心した次第なのだ。
お風呂のあとは・・・・楽しみな夕食タイムへと。
Posted at 2018/02/17 17:22:50 | |
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