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2015年05月18日 イイね!

【JW5】キノコ栽培はじめました。

長文なのに大した内容ではないので、キノコ栽培に興味の無い方は
読み飛ばしていただければと思います(^^;

NCでGReddyのエアインクスをつけてキノコ栽培をしておりますが、
この度S660にも菌床を増やそうということで、チャレンジしてみま
した。

整備手帳参照

そもそもなぜやろうと思ったかと言いますと、純正のエアクリボッ
クスの形状を見てガッカリしたから。

横から見ると、なんだか後ろの方に行くと容積が減る形状だったり。


開けてみると中がこんな形状してたり。

後ろ半分役に立ってるののかな?でもフィルター本体の汚れは結構
まんべんなく汚れてたなぁ・・・。

肝心の吸気口がこんなに小さかったり。

小さいのはまぁいいんです。どうせエアクリ通過後のパイプの太さ
も似たようなものなので。でもエアクリ本体で少なからず吸気の抵
抗が発生するので、間口は広い方がよいのではないかと思うのです。

運転席側エアインテークが、80%タービン冷却用途だったり。

黄色い枠がタービンへと続くダクトです。
その下の赤い枠に入る空気は、奥にある白いフェンダーへと流れる
ため、無意味。水色の枠が猿人ルームへと続く訳ですが、枠の上60%
くらいは奥(後方)で下方に絞られているため、実際に空気が入る
スペースはごくわずか。外から見ても一目瞭然です。
広い入口から絞っているので、流速は上がるかもしれませんが、そ
もそもこのサイズではどれほどの効果があるのやら。

さらにいうと、車両診断コネクタから得られる情報の一つ、吸気温
度を確認してみたところ、通常の街乗り程度の負荷であれば、走行
時に入ってくる風量でも30~40度くらいを保てていたものが、オー
トランド作手を走行した際の高負荷時では、60度にもなってしまっ
たから。

で、高負荷走行時に純正状態でも吸気温度が60度にもなるのであれ
ば、とりあえず純正エアクリボックスでは成し得ない「大量の空気」
を取り込むことができるものに換えてしまおうということで。

吸気温度の精度については改めて確認しようと思いますが、走行中
にメーター表示が60度となっている状態(時間)があったのは事実
です。

また、些細なことですがキノコの生える方向をインテーク側に向け
ることで、少なからず外気が直接入ってくる方向で吸気できるので、
これなら純正より悪くなることはあるまいと・・・。

さて、キノコ栽培を開始したは良いですが、猿人ルーム内でのキノ
コ栽培の最大の注意点は、やはり吸気温度の管理ですね。この場合
湿度は本物のキノコほど重要ではありません。

さて、吸気温度をどうやって下げるのかがこれからの改良ポイント
となります、ただ下げればいいというものでもなさそうですし。

この話はこれで終わりませんので、また引き続き書いて行きたいと
思いますが、まずはおさらいしておきましょう。

開発者インタビューなんかでも、とにかく冷却に苦労したとか書い
てありましたよね。猿人ルーム内の空気の流れが悪い所為ですかね。
猿人やタービンから出る熱が後方に抜けずに滞留してしまっている
んでしょうね、きっと。

でも市販する工業製品として今時オーバーヒートで止まりましたな
んて無様なことにはなりたくないだろうことから、熱源であるター
ビンを冷やすことに注力し、NACAダクトやサイドエアインテークな
どを採用して、とにかくタービンに風を当てることで全体の極端な
高温化は防いでいるのかな?という印象です。

デザイン上から見た感じだと、運転席窓後方のインテークは吸気&
猿人冷却のためのインテークだろうと思っていましたが、実車をみ
たら実はタービンを冷やすためのインテークだったというオチ。

裏を返せば、ここまで風を集めないと、街乗りですらタービンの冷
却が間に合わないということなんでしょうね・・・(^^;

まぁ街乗りやお山を走り回る程度であれば、それほど神経質になる
こともないでしょうし、実際吸気温度上昇によるリタードが発生し
ても街乗りではその差をハッキリと体感するほどのことはないです
しね。(個人的意見)

が、うちの場合は完全な趣味車としての所有のため、たまにはサー
キットも走りたくもなるだろうということで、対策せんとなぁ~と
か考え始めた訳です。
いくら本気でサーキットを攻めるクルマは別にあっても、S660で走
るのであれば、S660のポテンシャルを引き出して走らせたいじゃ~
あ~りませんか。リタードによる出力低下はもっとも避けなくては
ならない項目です。

さて、吸気温度を下げるためにはどうすれば良いかという話しに戻
りますが、まずはエアクリボックスの吸気口付近に外気を適切に導
風してやることですね。

純正のエアクリボックスは猿人など周りの熱源からの影響を適度な
状態にするため、吸気する空気をろ過するため、そして吸気時の音
を小さくするためにデザインされています。
吸気温度は車種にもよるのでしょうが、通常の街乗りで45度以上に
ならなければいいやくらいの設計でしょうから、エアクリボックス
の周りにある程度風が入って来さえすれば目標は達成される作りに
なっていると思われます。

ましてや普通のクルマであれば、猿人は前にあるので、走れば勝手
に風が入ってきますし、なんならラジエータファンが回って強制的
に猿人ルームに風を入れることもできるので、それほど設計に気を
遣う必要もないのでしょう。

ですがS660の猿人ルームには、強制的に風を出してくれるファンも
見当たりませんし、猿人の前方は当然ながら塞がれている作りにな
っていますので、高負荷で熱がどんどん上がってくると、おいそれ
と風が入ってこない形状のせいで、熱もどんどん溜まってしまうん
でしょう。

ではどうすればいいのでしょうか。

案1:入ってくる空気を増やす
 猿人ルームへの吸入量が少ないのであれば、増やせばいいじゃな
 い。ということで、走行時に風が入ってくる場所をどうにか増や
 すことですね。方法としては2通りでしょうか。
  インテークそのものを追加
  ノーマルインテーク部分の拡大
 幸いインテーク部分は樹脂製部品ですので、改造の難易度はそれ
 ほど高くなさそうですし、最悪パーツを買いなおせばノーマル復
 帰も簡単でしょう。(要価格確認)

案2:ファンをつけて強制排気
 いいですねぇ。エアクリの回りだけでも循環させることができれ
 ば目的は達成されるかと思いますので、それほど大型のファンが
 必要でなないはず。但し、防水対応のファン、探してみると結構
 高いんですよねぇ・・・。
 でも、温度センサーなんかもつけて、特定温度に達したら動作し
 て、ある程度下がったら停止するなんて機構まで持たせたら、何
 かイイと思いません?
 実際に付けてみたら、ファンごときでは温度が下がらずに常時回
 りっぱなしというオチもあるかもしれんけどw

案3:遮熱して高温化を防ぐ
 エアクリの回りをアルミ板などで囲い、エンジンルーム内の輻射
 熱が直接行かないように遮熱する。
 これは案1と組みわせることでより効果が期待できますね。
 
ギミックとしては案2が面白そうですが、温度センサーは2,000円く
らいとそれほど高くないですが、防水ファンが結構高くて、12cmサ
イズでも1万円くらいします。付けて温度が下がらなかったら勿体な
いことこの上ない・・・。
案1はキレイに仕上げなければ見た目で即残念賞になってしまうの
ですが、効果は以前のNC熱対策でも実証されていますので、確実
にあるはず。

ということで、案1、余力があれば案2も並行して進めようかと思
います。

今後のキノコ栽培成長日記にご期待ください(笑
Posted at 2015/05/18 20:34:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | S660 | クルマ

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