280km/hの爽快感と同じ・・
360クーペでこんな気分を味わえるのをご存知でしょうか? 何故!! と思われるでしょうね。 スリル満点なんですよ。
若い頃から仕事柄、車乗りのプロ? として50年を超えた。
これまですべてのマツダのロータリー車を乗り、そのスピードと爽快感を楽しんだ。
古稀をオーバー、ぼつぼつ引退を考える歳になったが思わぬ発見をした。
この歳になると、運転中に一寸したわき見でも直進がキープ出来ず、危険を感じる。
還暦くらいまではこんな思いをしたことはなかった。
ロータリー車のスピードと爽快感と心地よい緊張感はドライブ好きの者をとりこにする。
リピーターが多いのも頷ける。
そうは言っても歳をとっての事故は禁物、思いきってドライブ専用車をR360クーペのAT車に変えた。
半世紀の昔、結婚してファミリーカーとして最初に買ったのが中古のR360クーペだったからだ。
ロータリー車でのドライブに慣れきっていた目線からの景色の違いは驚きである。
慣れ親しんだルートの景色が全く違って見えるのだ。
これまで見えなかった景色を別な目線で楽しめるのだ。これまで見逃していたものがゆっくり楽しめるのである。 隠居に近いシルバーエイジにはR360クーペがもってこいのドライブツールになっている。
この二年余りあちこちの旧車イベントに参加しているが、最高速が85km/h、急な上り坂では全開でも20km/h位が精一杯。高速道路の上り坂では何とか40km/hはキープできる。
こんな性能だから、力一杯走っても高速道路も一般道でも平均時速は47~8km/hで、目的地までの所要時間は簡単に計算できる事がわかった。
もう一つ・・・、ガンガン走るロータリーでのハイスピードの緊張感と近い緊張感が味わえるのだ。
いや、むしろ緊張感はもう少し大きい・・・。
高速道でも80キロで連続走行はエンジン音が大きくオーディオもボリュームを音が割れるほど上げないと聞こえない・・・。無意識に70km/h位での走りになっている。これ位の速度が我慢の限界とも言えるのだ。
高速道での運転中の注意は前方視界50%、後方視界40%、エンジン音10%のような感じ。 後方からの大型トラックの接近はロータリーで280キロで走るときの緊張感を上わまわっている。
何せ、グングンと後ろに迫って来るのである。そして真後ろで急に追い越し車線に車線変更し、暫く追い越ししないのでバックミラーを見ると斜め横に来て、多くの大型トラックがわざわざスピードを落して暫く並走するのだ。
なんとも
飲み込まれるような緊張感が味わえるのだ。まさにドイツのアウトバーンを280キロで走る緊張感そのものなのです。 緊張感より恐怖といっても過言ではなさそう・・・。
新発見のドライプの楽しさを満喫している昨今である。
Posted at 2013/07/03 16:21:24 | |
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