楽ち~んキャバリエ~♪
・・・なんて所サンのCMソングも懐かしいトヨタキャバリエ・・・
ご存知の通りGMはシボレーブランドのキャバリエを
バッジエンジニアリングでトヨタブランドにて販売した
名車ならぬ迷車でしたが、トヨタ車レベルからすると
笑っちゃう内装やら電装系やらで御世辞にも人気が
あったとは言いがたく・・・クルマ単体として見れば
小さなボディにドッカントルクの2.4Lエンジンで
キビキビ走り装備も(質感を気にしなければ)
必要にして十分・・・しかしながらマークⅡ3兄弟等の
ハイソカーに敵う訳もなく、走っている車といえば
扱っているトヨタ店かトヨペット店の社用車か、
格安社員向けリースで乗ってるトヨタ関係者か、
TLアンテナがついた機動捜査隊向け覆面パトカー・・・
なんて状況だった事は、みなさんの記憶にも
新しいところかと思います。
実際、私の勤務先でもかつては社用車として
利用されており、大雨の中、首都高の料金所で
窓を開けたら(ETCなんて普及してなかった…)
窓が上がらなくなって湾岸線でズブ濡れとか、
フロアマットがアクセルペダルに噛んで
全速力で赤信号の交差点を突破して、
ギアをニュートラルに入れてサイドブレーキで
次の信号で止まったとか、パトカーの納車に
行ったら周りもキャバリエだらけでプチオフ
みたくなったといった武勇伝も多々あり・・・w
USDMなみなさんには格安ベース車で
質感までアメリ感ってかまんまアメ車だしボウタイつけて
いい感じに仕上げてる方もおいでとは思いますが、
モロGMなデザインのキャバリエ・・・
セダンとクーペのみの設定でした。
これをハッチバックにすると・・・

あら不思議、当時GM傘下だったスズキカルタスを
GMのコンパクトブランドGEOで販売したMETROと
デザインもそっくりだったりするんですよね・・・
そしてGEOには当時のトヨタスプリンターが
PRIZMとして売られていたり・・・その後も
ボルツ=Vibe等トヨタとGMとの関係は続き・・・
スズキもオプトラやらクルーズやらの自社生産車を
日本国内ではシボレーブランドとして販売したり・・・
しかしながら2009年のGMの破綻をきっかけに
業務提携を解消して以降もSX-4等なんとなく
GM色が強いというかアメリカっぽいクルマを
作っているな~なんて感じるのは私だけでしょうか?
そんなスズキのUSチックなクルマと言えば
やはりKizashi・・・まんま北米仕様のLHDを
持ち込まれている方も、北米そっくりさんに
USDMを楽しまれている方も最近見かけますが、
レア車なところもその魅力のひとつなのではないかと・・・
が、しかし、そんなキザシにもメジャー化の波が
一気に近付きつつあります!?
官報によると上記、キャバリエ同様の警察庁が国費にて購入する
捜査用覆面パトカーの入札で、最近連勝街道まっしぐらだった
トヨタ(車種は勿論アリオンA20ですね・・・)を抑え、
なんとスズキがこの案件を落札したとの情報が・・・
その台数や全国で500台・・・!!
スズキの扱う2リッター級以上セダンといえば勿論キザシ・・・
そうです。年度末にはマグネット着脱式の赤灯を装備した
キザシの捜査用パトカーが全国で走りだすことにになるんです。
ここで注目したいのは車両本体価格の比較…
キザシのベースグレードとアリオンのA20、
2.4と2.0の差もありますが本体価格の差が約60万・・・
実際の落札金額は官報を見れば総額÷台数で台あたり単価が
だれにでも判ると思いますが、一般ではとても考えられない様な
価格で落札されているんですね…
60万の価格差、更にそれを引き離す落札価格…(単純計算でも値引100万超!)
キザシはベースグレードでも18インチのアルミ等
高級装備が標準です。ひょっとするとこの辺は覆面スペシャルで
SX4の16インチアルミホイールに変更されたり、
15インチのスチールホイールにホイールカバーとかいった
一般売りはしない廉価グレードが設定される可能性もありますね。
(かつて三菱ギャランにはVEという覆面専用グレードがありました。)
そして元がレアな車種だけに当時のキャバリエや現在の
アリオンA20よろしくキザシを見たら覆面だと思え・・・
みたいな日が来るのも間近かもしれません。
そうなってくると、ラジオライフな覆面マニアの皆さんも
ギャランVE仕様、キャバリエ、アリオン等に続いて
モドキ車両の作製にキザシに注目すること間違いなし…!?
USDM同様、マニア御用達に変わりはありませんが・・・w
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ざつだん | 日記
Posted at
2012/06/18 20:04:32