
こんなものが在るんですね。
シルクスクリーン印刷ってご存知でしょうか?
正直俺はよくわかりません。
大掛かりなことなのは知っています。
でも、大掛かりな細かい詳細はさっぱり・・・。
影プロさんはよくご存知なことでしょうが、
俺には知られざる世界。
でも、このキットが在れば似たようなことが出来るって代物です。で、説明書を見ながら実験してみました。
鉛筆で下絵を描いて、それを透かしてスクリーンに描画剤がペンになったもので描いて行くのです。

最近すっかり我が儘な「サンちゃん」を描きました。
太り過ぎな体型が絵になるなぁ。問題在り過ぎだけど。糖尿になったら大変だ。

乾いたら乳剤をスクイジーで一気に塗ります。
この乳剤でスクリーンのメッシュの目を埋めてしまうんですね。

それが乾いたら、スクリーンの裏側から洗い油(たぶん灯油なんだろうな)で絵柄の部分を洗って行きます。
付属の筆で油を塗っていくと描画剤の部分のみが溶け出します。
指で擦ってティッシュで拭き取って行くと・・・

絵柄の部分だけ乳剤が剥がれ落ちました。

トートバッグの上にスクリーン(版)を置き、端にアクリル絵の具を盛って、
スクイジー一気に絵の具を押し付けながら引いて行きます。
抜けた絵柄の部分だけメッシュを通り抜けるんですね。他は黄色い乳剤の埋っているんです。

ほい、完成。
お手軽シルクって代物です。
コレがあれば、Tシャツなどの布地にアルファのエンブレムを印刷することが可能です。
興味の在る方はお試しあれ。
ちなみに俺はアクリル絵の具のリキテックスを使いましたが、
本来は専用の水性インクとバインダーを混ぜて使います。
バインダーとは白いペースト状のもので、インクと混ぜて使うんですが、印刷した後にアイロンなどで過熱すると耐水性になって、洗濯しても取れなくなります。
まぁ、リキテックスはそもそも耐水性だし塗膜も柔軟性があるのでこれで十分。
トートバックはそんなに洗うもんじゃないからね。

うん、サンちゃん可愛い。
という訳で夏休みの自由研究でした。ちびっ子は真似してみろ。
新日本造形ってところの商品です。
Posted at 2013/07/31 09:56:55 | |
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