【洋館】

北九州市若松区

洞海湾に面したこの街は「若松バンド」といわれ、港湾沿いに様々な企業が立ち並ぶところでした。

今ではその名残が数点あるだけになってしまいましたが、それでもその存在は大きなものとなっています。

僕の大好きな街で、一番のお気に入りはブログでも何度も登場している「若戸大橋」。

その袂に点在する洋館も素敵です。今回紹介するのは『石炭会館』。

1903年に施工された100年オーバーの建物です。（もちろん修復を重ねています。）

一見、石造りの堅牢な建物に見えますが実は”木造モルタル造り”なんです。

現在はいくつかの小さな会社が入居しており、現役の建物として残っていて、

木造造りとはいえ、内装は立派で所々に時代を感じる細工が見られます。

中に入ると床などはギシギシいってちょっと不安な感じもしますね。

こういう建物をうまく活用して後世に残す、これが大事なことなんだなぁと感じました。