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通勤途中に気になる店がある。


「ANDY」


ちいさなライブハウスのうようだ。

ただ、開いてる時間や曜日がまったくわからない。

だからと言って調べようともしない僕。

通りかかった時に開いてればラッキーなのかも。

そんな場所だ。

店構えは結構渋いよ。一度このブログでも伝えたかもしれないが、

ブルースでも歌ってるような大きな絵が印象的。

今回はその横顔というか、目立たないところの店の壁。

古きよきアメリカをイメージしたサイディングに『ANDY』の文字。

いつの日かこの店に・・・

何番地かは判らないけど。

人通りの少ない港町。対岸の町と行き来する渡し舟が幾人かの市民を運ぶ。

何年、いや何十年も変わらない風景だ。

自動車という乗り物がなければこの渡し舟しか対岸へ行く手段がない。

かつてはこの港湾の上を渡る大きな赤い橋にも人道があったのだがそれも今や無い。

片道￥100の短い船旅は毎日であればうんざりかもしれないね。

ただ、あわただしい日々の中でその時間だけは誰にも邪魔できないよ。

向こう岸に着くまでは、自分だけの時間じゃないか。

そう思うと少し楽しくならない？

タバコをやめてから3年。もう禁煙とは言わないね。

食事の後も、飲酒のときも今では欲しくない。今まで本当に吸ってたのかな？と自分でも思えるくらいタバコは無煙・・・ぃゃ無縁だ。


でもね、やめちゃうと不思議となんとも無くなっちゃうんだよねぇ。

逆にその時間がもったいなかったり、バカらしく感じることもしばしば。

20年も吸ってたから今吸ってる人の気持ちも良くわかる。

旨そうに見えることも正直あるよ。

だから禁煙はすすめない。

自分だってほんとうはまだヘビースモーカーのままだったかもしれないもの。

最近夜の徘徊（笑）が多くなってる気がするわ。

ここ【海岸食堂】は以前も紹介したことがある。

焼肉をテーマにした映画「プルコギ」の舞台となったロケ地だ。

ご覧の通りの店構え。なんとも風情があるではないか。

昼間でも薄暗い店内は撮影当時の雰囲気を残している。

この映画を記念して名物となった「プルコギ定食」はいつか訪問してみよう。

その名の通りすぐ隣は港。海岸というより港湾。で、「湾岸食堂」って名前だと

今時で洒落ているから【海岸食堂】でいいのだ。うん。

港町のちいさな小さな横丁。

【ちどり横丁】

横丁とは、表通りから横へ入った町筋。また、その通り。よこまち。

小路とは、「こみち」の音変化、幅の狭い道。町なかの狭い通り。

なんとも良い響きの日本語じゃないか。

行き止まりの小路を袋小路か。なるほどね。



一杯飲み屋やスナックが並ぶ【横丁】も港町だと粋だねぇ。

雨が降りそうで降らない、蒸し暑い今夜。

ふらっと寄りかかってみるか。