例年通り年末進行というものがやってくるのですが、今年は2ヶ月も前から年末ムードでした。
仕事以外で外出することが少なくなり、平日は朝に息子の保育園見送り、夕方に保育園お迎えの2回しか部屋から出ません。
すっかり引きこもりです。
外は晴れているのか暑いのか寒いのか、全く解らない状態で1週間とかもありました。
こりゃ精神的にも肉体的にもヤバイかも?
と言うことで、気分転換には出掛けようと思い奥多摩へ。
まだ日も昇らぬ時間に暖気をすませ、シャッターの降りた商店街に乾いた排気音。町中だと車道から建物などが近いため排気音が半ば反射し重唱で聞こえます。
奥多摩までの行程だと距離的にもほどほどありますし、現地のGSはガソリンが高いと情報がネットに上がっていたので、適度に安い武蔵村山辺りで給油。給油中、1台も通過することない新青梅街道の静けさ。
あと数時間すれば行楽や仕事などでそても騒がしくなるのに、この凛とした冷えた外気にはリフレッシュされます。
そこからは、半時間ほどで民家も少なくなり奥多摩入りすることになります。とうぜんながら凍結している場合もありますので、いきなり全開くれて走るようなことはありません。速そうな車には道を譲りながら流します。
奥多摩ミーティングの集合場所へ到着するや、1台も車が居ない。最近は早めに到着する人もめっきり減ってしまいました。
ぼんやり待っているのもいいのですが、もう少し上まで走ってみようとキーを捻ります。
しかし、数分でステアリングに変化が。重ステがあんまり重くないときがある(汗)
安全な場所に停め路面を確認してみると・・・
やっぱり凍ってました。長時間運転していると、惰性でステアを切ったりブレーキを踏んだりするような事が増えてきます。特に自分のような技術のない人間は峠のようなステア操作を繰り返し行う場面だと、その都度のステア操作がノルマ消化のような集中力のない「なんとなく」な操作が増えてしまいます。
プロレーサーでない素人が運転に集中できる時間は5分が限界と言われています。なので奥多摩は入り口から1時間強ありますので、集中力が落ちてしまうのも当然と言えば当然です。
技術面以外にも精神面も伴ったドライブこそが安全で楽しいものなのだと自分は考えています。
行けないときは開けない。
ヘタレでも腰抜けでもなんと言われても全く気になりません。自分の限界まで到達することが必要なのではなく、それを楽しむのならば公道はリスクが高すぎます。
ステージを間違えた役者は劇の中で抹殺されてしまいます。
今の車社会というステージ。
そこに立っていられるのであれば、どんな端役でも構わないのです。
Posted at 2007/11/25 21:25:19 |
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