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お友達の方には“クドイよ！”と言われてしまうかもしれませんが、
自分は次男を亡くしています。
夜中に嘔吐をしていた次男は、朝になったらチョッと熱が有るかな？位の雰囲気に戻っていた。
長男は熱を出すと痙攣が出やすい体だったので、風邪気味の長男を病院に行かせるついでに次男を診てもらいなと家内に伝え、出張の仕事に出た。
家を出る時、「琉ちゃん行ってくるね！」と言うと、にっこり笑ってくれた。
それから1時間位たった頃だったか、携帯に電話が入り、「ドクターヘリで順○堂に搬送された」と。訳がわからず、途中のお客様を済ませると「とにかく順○堂に向かって！」との電話。
その後に入っていたお客様を全部キャンセルさせてもらって向かうと、「パパごめん・・・駄目だった・・・・」と家内から。
状況を全く理解出来ないまま病院に着くと、冷たくなった次男が。
8月の暑い盛りなのに、冷蔵庫に入れられていたかのように・・・
その日は家内と二人で抜け殻に成っていた。
死因が判らないと、司法解剖に行った次男。
親元から離れた事が無かったので、二人の結婚指輪を持たせたが・・・・

風見しんごさんの今回の出来事を聞いていて、次男を亡くした日の気持ちに戻ってしまった。
何故？
との言葉しか無いと思う。
世の中には子供の存在が嫌いと思う人が居るのに、何故神は子供を大切にしている自分達の所から命を奪っていくのかと悔しかった。
落ち着いた頃、出張先（高齢者ばかりのケアマンション）のお客様に、事故や病気で子供を亡くした方たちのお話を聞く事が出来て、少し気持ちが癒された。
人からのお悔やみの言葉を、逆に“お前に俺の気持ちわかるのか？”と思ってしまう自分に嫌気がさした。やさしい言葉が逆に自分の心に刺さって辛かった。
そんな時「私もそうでしたよ」との交通事故で子供を亡くした方からの言葉で、同じ思いをしている人が居る事を知り、自分だけでないと気付き、前向きに成る事が少しづつ出来るようになった。
自分はこう考える様にしている。
琉輝は、この世で7ヶ月しか修行しなくても良い、立派な魂だったのだ。そんな立派な子を家族に出来た事を光栄に思おうと。

風見しんごさんと、お話をする機会が有れば良いのだが、接点なんて全く無い自分は有り得ない事ですが、亡くされたお子さんの為にも、この辛い試練をなんとか乗り越えて欲しい。
次男の葬儀の時、叔父に「良い事だけ考えて送ってあげなさい」と言われた。
“気”を見る叔父で、司法解剖の結果が出る前に原因を教えてくれた人。
家内と良いことだけ考える様に努力して、少し笑えるようになった時、
棺の中の次男の顔が、それまでは苦しそうな表情だったのが、和らいだように見えた。
その表情を見て、いつまでも泣いていてはいけない。
笑っていなくてはと思った。
風見さん辛いでしょうが、娘さんが安心して天に向かえる様に笑ってあげてください！
長々と申し訳ありませんでした。