Z’EARLのブログ一覧

スキーバス事故のニュースを読んでいて、ふと疑問に思った。
運転手は２１歳？
自分は法規改正が有ったのを知らず、大型が取れるのが早くて２１歳。
二種が取れるのが３年後で２４歳。
バスの運転手は若くて２４歳より下が居ないと思っていた。

何を隠そう自分の親父がバスの運転手だった。
担当バスを会社から託されて貸切をずっとやっていたが、辞める何年か前から路線バスに降りた。
定年1年前に退社したのだけれど、辞めて数日後に会社から貸切の運転手が足りないから手伝ってくれないか？との話しを断っていた。
家族で「小遣い稼ぎに行ってくれば」との言葉に
「一度辞めて、人の命を預かってる緊張感無くしたから」
と、一切行かなかった。
自分達は日にちも経ってないことから、何を言ってるのかと思っていた。
ある時嫁と二人だけの時に
「バスは前輪の数メートル前に運転席が有るから、普通車とは運転が全然違うんだよ。」
と話したそうです。

自分が進路を考えた時に「バスの運転手でもなろうかな・・・」と言うと、
「こんな外道な仕事はねぇから止めとけ！　車が好きとか運転が好きとかで出来る仕事じゃねぇんだよ。」といわれた。
プロ意識の強い親父だったから、思いつきで言った言葉と思ったのかもしれないが、親父の苦労も知ってるので二度とバスの運転手になどと言えなかった。

今回の運転手さんは、弟さんを亡くしてしまった。
命を預かるという事の重さを身にしみて感じていると思う。
自分は彼を責めきれないと思う。
ただ会社側はどうなのだろう？
まだ２１歳の彼に数十人の人の命を、彼に任せて大丈夫と本当に思っていたのだろうか？
無茶をしないかとか、経験不足から事故を招かないか考えたであろうか？

親父が言ってました。
雪の中でバスにチェーンをかける時に、お客に席の移動をさせないようにしないと危ないんだよと。
人の移動での振動でバスが滑り出したことがあったそうです。
温まったタイヤが雪を溶かし、チョッとした振動でもバスが滑りだす。
経験を積んだ親父の言葉は、冗談には聞こえなかった。

命を預かる仕事の重さを今一度考えて見て欲しいと思いました。

↑クリックで大きくなります

娘の体調がよくなって来たかと思ったら、また具合悪そうなので河津の小児科へ。
診察の間、長男と川の方まで桜の状態を見に。

８部咲きってところでしょうか？

で、帰り道
思ったとおりの混雑。
夏の海シーズンでもこの辺は比較的スムーズに走るのに・・・

去年はライトアップ最終日に娘が熱を出し
河津の小児科に向かったのだけれど、渋滞で全く動けず・・・
途中から嫁に抱っこさせて走らせた。
このシーズンの小児科だけは行きたくありません。