【2021桜特集④】薬師/淡墨/越の彼岸/江北匂/陽光

2021年3月20日（祝）。

この日の桜特集も最終回に。

今回は、品種の分かる銘柄を

集めて掲載することにしよう。



まずは桜の園ではなく芝生広場に咲く2品種からスタート。


先頭は、薬師桜（正確には江戸彼岸だけど）。



山形県指定天然記念物の樹齢1300年の薬師桜から接木で命を繋いだもの。





こちらは種子から育てられた苗木を植樹した岐阜根尾谷の淡墨桜。



毎年芝生広場をうっすら彩る人気者。



自分も大好きな桜で、控えめな色合いがまた感性を擽ぐる。



もうほぼ満開と言っていい花付きだった。空がねえ、空が残念。



と思っていたら奇跡的に一瞬青空が覗いた！





続いて、小彼岸に似た越の彼岸桜。元々は江戸彼岸の変異種。





大山/霞/近畿豆桜などとの交雑種だとされている。





こちらも一瞬の青空が。





匂い桜として知られる江北匂。





荒川堤に自生していた芳香の強い山桜。





昭和初期には大阪の造幣局でも栽培されていたという。









最後は、その名の通り時折陽の射す瞬間もあった陽光。







天城吉野と寒緋桜の交配種で、鮮やかなピンクが一際目を引く。





美しい上に害虫にも強い「いいとこ取り」の比較的新しい桜。





最近は都内各所（街路樹など）でよく見かけるようになった。







今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。





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（了）