2022年6月17日(金)。
引き続き旅する 「なら」 のお届け。
当日はこの旅唯一のレンタカー移動♪
9時前にC/O 、タクシーで近鉄奈良へ。
この日から2泊は駅近のホテルを利用することにしていた。
ホテルに荷物を預け、最寄りのTOYOTA レンタカーで車をピック。
車種はお任せにしていたが、初めて運転するルーミー (白) だった。
アイポイントが高く運転しやすいし、頭上に開放感があって好印象。
向かったのは今回のメインターゲットだった宇陀市の室生寺。
室生寺は元来、興福寺の別院だったのだが、次第に密教色を強め、
江戸の頃には真言宗寺院となり、女人高野と呼ばれるようになった。
高野山が女人禁制だったことを受けての俗称だけど、
現代の感覚からすれば、どこぞの名門GC同様、違和感が半端ないな。
ここ、電車+バスで行けなくもないのだが、 時間効率を考えると、ね。
奈良中心街からは40km強だろうか。 もう三重との県境が近い。
最寄りの駐車場に車を停めて、 室生川に架かる太鼓橋を渡る。
目前が本坊になるがここへは立ち入りができず、
右手に進むと朱塗りの仁王門が現れる。
仁王門をくぐり左手に梵字池を見ながら進むと、、、
(梵字池の奥にあった野村紅葉)
鎧坂だ。ドラマや映画、数々の写真などでおなじみの石段の参道である。
この石段はご覧のとおりシャクナゲで有名だけど、今は新緑に彩られていた。
急坂を形成する不揃いな苔むす石が独特の味を醸し出す。
休日だとこうした人のいない写真を撮ることはできないだろう。
石段を登り切ると、柿葺き寄棟造りの国宝金堂がある。
内部にはこれも国宝の中尊釈迦如来立像が安置されている。
(真横から。新緑が清々しい!)
(俯瞰の図)
金堂の左手には内部に重文の弥勒菩薩像を持つ弥動堂 (これ自体も重文)。
金堂からさらに石段を上ると国宝の本堂(灌頂堂) がある。
(青紅葉に覆われる本堂を仰ぎ観て)
堂内には重文の如意輪観音菩薩が収められる。
堂前の鉢植え紫陽花が清々しかった。
苔むす灯籠にも心を洗われるようだ。
本堂からさらに急な石段を上ると、、、
優美な五重塔(国宝)だ。
屋外の五重塔としてはもっとも小さなものだという。
しかも、 法隆寺の塔に次ぐ古塔だというから驚きだ。
貴重な伽藍、 仏像などを眺めているとあっという間に時が経つ。
体力的なものと後行程を考え、奥之院は諦め、 鎧坂を下り、
宝物殿を観て、御朱印をいただき、駐車場に戻った。
ここから先は次回に譲りたいと思う。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
つづく・・・。
FUJIFILM X-T4 FUJINON XF16-55㎜ F2.8 R LM WR
(了)
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2022/07/05 06:45:06