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2019年09月01日 イイね!

真夏の江戸東京たてもの園 2019(下)

真夏の江戸東京たてもの園 2019(下)
2019年8月18日(日)。

今回が最後の江戸東京たてもの園。

(中)までで既に腹八分目という方は、

お気軽に華麗なスルーでお願いします。



ではさっさと逝かせていただきます(笑)

と、その前に、1枚だけの愛車掲載。

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万世橋交番。

デザインや建築様式から明治時代のものと言われる須田町派出所。

万世橋のたもとにあり、移設時はトレーラーで運搬したそうだ。

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伊達家の門。

旧宇和島藩伊達家が大正時代に東京に建てた屋敷の表門。

起り屋根の片番所を設けるなど、大名屋敷の門を再現した形だ。

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総欅造りで門柱上の冠木には宇和島藩伊達家の木彫りの家紋がある。

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天明家。

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江戸時代鵜の木村(大田区)で名主役を務めた旧家(農家)。

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正面に千鳥破風を持つ主屋・長屋門・枯山水庭園など格式高い。

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小金井市の指定有形文化財。

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花市生花店。

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昭和初期に神田淡路町に建てられた看板建築の花屋。

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建物の前面は花屋らしくデザインされている。

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店内は昭和30年代が再現されている。

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大和屋本店。

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港区白金台に1928年に建てられた木造3階建の乾物屋。

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3階の軒下を伝統的な出桁造りにする一方、間口に対して背が高く、

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看板建築のようなプロポーションをもったユニークな建物。

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村上精華堂。

台東区池之端の不忍通り沿いに建っていた小間物屋(化粧品店)。

昭和前期には化粧用クリーム・椿油・香水等を作り、卸や小売をしていた。

正面は人造石洗い出しで、イオニア式の柱を持ち、モダンな造りだった。

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川野商店。

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傘作りが盛んだった江戸川区小岩に建てられた和傘問屋。

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内部は1930年頃の店先の様子が再現されている。

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これでこの日のたてもの園(センター&東ゾーン)は終了です。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM GFX50R FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR


(了)
Posted at 2019/09/01 19:00:20 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 趣味
2019年08月29日 イイね!

真夏の江戸東京たてもの園 2019(中)

真夏の江戸東京たてもの園 2019(中)
2019年8月18日(日)。

真夏の江戸東京たてもの園、

今回は中編を掲載したいと思います。

前回同様、センターと東ゾーンのみ。



冒頭はお決まりのC63から。

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で、いきなり本題突入。


まずは子宝湯。

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千住にあった東京を代表する銭湯。

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神社仏閣を思わせる大型の唐破風や玄関上の七福神の彫刻、

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脱衣所の折上格天井など、贅を尽くした造りになっている。

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万徳旅館。

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青梅市西分町の青梅街道沿いにあった旅館。

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建物は創建当時に近い姿に、室内は1950年頃の様子を復元している。

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鍵屋。

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台東区言問通りにあった居酒屋。

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開店は1856年と言われるが、建物・店内とも1970年頃を再現している。

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丸二商店。

昭和初期に建てられた荒物屋。

小さい銅板片を巧みに組み合わせて模様を作り、正面を飾っている。

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店内は昭和10年代の様子を再現している。

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植村邸。

中央区新富にあった建物。

前面を銅板で覆ったその姿は、看板建築の特徴をよく表している。

外観は全体的に洋風にまとまっているが、2階は和風の造りだ。

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西川家別邸。

北多摩屈指の製糸会社の創業者西川伊左衛門が、

隠居所及び接客用に昭島市に建てたものと言われる。

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多摩地域の養蚕・製糸業が最盛期を迎えた大正期から昭和初期に建てられた。

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羽振りの良かった当時ならではの厳選された部材が使用されている。

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ということで、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

(下)に続く・・・。



FUJIFILM GFX50R FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR


(了)
Posted at 2019/08/29 20:46:26 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 趣味
2019年08月27日 イイね!

真夏の江戸東京たてもの園 2019(上)

真夏の江戸東京たてもの園 2019(上)
2019年8月18日(日)。

久しぶりに江戸東京たてもの園へ。

人の集まる夜のイベントも終わったし、

何せ暑いので空いてるだろうと予想♪



10時前に到着すると、思っていたよりもう一段空いていたように思う。

だろうね、確かにこの暑さじゃ、冗談じゃなく立ち眩みがしそうだ。

(63出動!)
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この日の企画展では、様々なアーティストがデザインした風呂敷を展示する、

FUROSHIKI TOKYO」(FUROSHIKI PARISの報告展)が開催されていた。

安部首相や北野武氏、草間彌生氏らのデザインが全点公開されていた。

まるでスカーフのようにオシャレなデザインに、しばし暑さを忘れた。



この日の園内は蒸し暑さが一入で、センターから東ゾーンだけの観賞に留めた。

それでも相応に建物が点在しているため、3分割で掲載したいと思います。



まずは、ビジターセンターになっている旧光華殿。

1940年に皇居前で行われた紀元2600年記念式典のために造られた式殿。

1941年に現地に移設され、たてもの園の開園にあたり、ビジターセンターに。

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続いて、皇居正門石橋飾電燈。

明治20年代、皇居前、石橋の欄干にある男柱石に計6基設置されていたもの。

飾電燈の台座にあたる男柱石は、展示にあたり復元されたものだ。

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高橋是清邸。

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明治から昭和の初めにかけて日本の政治を担った高橋是清氏の

港区赤坂にあった邸の総栂普請主屋部分。

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洋間の床は寄木張り。

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2階は是清の書斎や寝室として使われ、1936年の2・26事件の現場になった。

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ここで趣向を変えて、この日園内で確認できた花や実を。

ゴンズイ。

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サンゴジュ。

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野村モミジ。

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テッポウユリがたくさん咲いていた。

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再度建物に戻って、仕立屋。

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明治初期に文京区向丘に建てられた出桁造りの町家。

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内部は大正初期の仕立屋の仕事場を再現している。

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武居三省堂。

明治初期に神田須田町に創業した文具店。

当初は書道用品の卸をしていたが、のちに小売店に変更された。

建物は震災後に建てられた看板建築で、前面がタイル貼りで屋根も特徴的。

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小寺醤油店。

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大正期から現在の港区白金で味噌や醤油・酒類を扱っていた店。

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庇の下の腕木とその上の桁が特徴の出桁造りが目を引く。

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今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

(中)に続く・・・。



FUJIFILM GFX50R FUJINON GF32-64㎜ F4 R LM WR


(了)
Posted at 2019/08/27 20:16:27 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 趣味
2019年03月25日 イイね!

府中郷土の森 建物編

府中郷土の森 建物編
2019年3月10日(日)。

府中郷土の森第三弾。

安心ください@最終回です。

今回は主に復元建築を掲載。



この公園には復元建造物がいくつか設営されている。

その全てではないが、主だったものをまとめて掲載してみたい。

過去にも何度かここの建物をUPしているので既視感はご容赦を。


冒頭は旧田中家住宅。

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ここは、江戸後期から明治の府中宿を代表する商家だ。

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明治天皇が来訪された際は、休憩所や宿所として利用され、

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その御座所として使われた奥座敷部分が残されている。

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オリジナルの屋敷図や写真資料をもとに忠実に移設・復元され、

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間口が狭く奥行きのある町家特有のスタイルが再現されている。

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続いて旧越智家住宅。

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郷土の森博物館のすぐ西隣にあった茅葺きの農家を再現。

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稲作を中心に畑作や養蚕を営んだ、ハケ下の一般的な農家だ。

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復元した母屋は、旧坂浜村(稲城市)から1889年に移築された。

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創建は江戸時代後期と推測されている。

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寄棟造り、広間を中心とした部屋割りなど、古い形式になっている。

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園内を流れる小川を渡って、お次は旧河内家住宅。

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人見街道に面した旧人見村にあった茅葺き農家。

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ハケ上にあった河内家は、麦などの畑作や養蚕を営んでいた。

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復元された母屋は、1983年の解体時の調査によって、

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旧大沢村(三鷹市)から1844年に移築されたことが分かっている。

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明治後期には、養蚕のための改築が行われていたらしい。

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3回に亘った府中郷土の森博物館シリーズはこれで全終了です。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM GFX50S FUJINON GF63㎜ F2.8 R WR


(了)
Posted at 2019/03/25 06:30:20 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 日記
2019年02月14日 イイね!

多摩中央公園とパルテノン多摩

多摩中央公園とパルテノン多摩
2019年2月3日(日)。

珍しく休日チョイ乗りで多摩川を越えた。

どこも同じだと思うけど、橋は混むよね。

だから普段はあまり南下しない(軟弱)



たまたま見かけたとあるHPで興味を持ったものがあって、

この日は東京西部多摩市の多摩ニュータウン駅方面に向かった。

やって来たのは駅にほど近い多摩中央公園。

実はこの公園内にある旧富沢家住宅を見てみたいと思ったから。


ナビで富沢家住宅を入れてゴールに到着するも、駐車場はない。

住宅街からちょっとした崖状になった台地の上に家屋があるようだ。

仕方なく公園周りを進み、多摩ニュータウン駅近くの駐車場に停める。

公園のPかと思ったら複合文化施設「パルテノン多摩」のそれだった。

他に駐車場があるのかないのか分からなかったので、良しとする(^_-)


駐車場から上に昇ると、もう多摩センター駅がすぐ近く。

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そしてパルテノン多摩。

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中央公園に入ってゆくと池があって高層ビルが水面に映っていた。

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池には噴水。

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広い芝の広場。

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木漏れ日の落ちる道を進んでいく。

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あ! あった♪ 旧富沢家住宅。

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富沢家住宅は、18世紀後半に建築された連光寺名主の家を移築したもの。

明治天皇などが行幸した際には御小休所として利用されたことでも有名。

多摩市教育委員会によれば詳細は次のとおり。

<引用>
富澤家の家譜によれば、当家の先祖政本は、今川氏の家臣で、永禄3年(1560)今川義元が桶狭間の戦で亡ぼされた後、逃れてこの地に土着した。その後、政本の子忠岐(通称忠右衛門)が、初代名主を務め、以後、代々連光寺村の名主を世襲した。当家は、明治天皇始め皇族方が、明治14年(1881)以来幾度かこの地に兎狩りなどに行幸、行啓した際に「御小休所」として利用された由緒ある家である。主屋は、文化9年(1812)の屋根葺替の記録から、既にそれ以前に建てられていた事が分かる。建築手法、形式などから、推定建築年代は18世紀中頃から後半と推定される。また、嘉永5年(1852)から明治期に、式台付玄関・客座敷の縁・便所などの改造が行なわれ、移築までに、幾度かの増改築がなされ上層民家としての形を整えたと考えられる。当市内で入母屋造りの式台付玄関のある建物は当家一軒だけである。主屋の規模は桁行9.5間、梁行5間である。間取りは上層民家特有の間取りで、客座敷と日常生活とを完全に分離させた広間型多間取である。構造は入母屋造りで、小屋梁の上に小屋束を立てて上屋梁を乗せ、この上に又首を組む。上屋梁と小屋梁の間は、切り又首となるいわゆる下屋造りである。正面と上手(左)側面は小屋梁を外に枯出しで角造りの出し桁とし、軒桁を掛けて小天井を張るという工法の船枻造りである。
平成2年5月、多摩市連光寺富澤政宏氏より寄贈を受け、復元後移築した。なお、移築にあたっては、屋根の茅葦を銅板葺に変えるなど完全な復元は困難な部分もあり、一部変更し施設の充実に努めた。




重厚な門扉。

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門を振り返って。

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これまた重厚な屋根。

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裏側もちょいと覗いて(笑)

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で、やっと全体像。

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住居の入り口。

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ん? あれ?? おっと、内部は撮影禁止だった(痛)

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ということで、事前学習が不足しており、内部の写真はありません(泣)

カメラをしまい家屋内部の見学を終えて、再び戸外に戻る。

前庭には池があって、ちょっとした散策道がある。

少し歩いてみよう♪

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池の反対側からあらためて住宅の全容を撮ってみた。

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撮影禁止は想定外だったけど、個人的には相応に楽しめたかな。

紅葉の時期はきっとより風情のある表情を見せてくれるだろう。


今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。



FUJIFILM X-H1 FUJINON XF 16-55㎜ F2.8 R LM WR


(了)
Posted at 2019/02/14 19:07:45 | トラックバック(0) | 建造物・建物 | 旅行/地域

プロフィール

「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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