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2015年08月06日 イイね!

Summer Rose Ⅱ

Summer Rose Ⅱ
夏のバラ、第二章。

茹だるような暑さの中、

二番花を咲かせるバラたち。





溢れかえる陽光に花弁を輝かせるバラたち。

【1】

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【2】

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しかし強過ぎる太陽の力を跳ね返し切れず、

【3】

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僅かに「ヤレ」を見せる花もある。

【4】

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【5】

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優雅で気品ある花に生じる微かな破綻からは、

【6】

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ことさら「生」の主張が聞こえてきそうだ。

【7】

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【8】

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春のバラが、始まった「生」の謳歌を浮かべるなら、

【9】

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夏のバラは、翳りゆく「生」の無常を漂わせる。

【10】

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【11】

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穿った見方かも知れないが、華やかさの中に、

【12】

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幾分かの憂いを孕むのが夏バラなのである。

【13】

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【14】

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そんな季節のバラを観賞できたのは有り難いこと。

【15】

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【16】

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彼らのひっそり咲く姿に人の一生を重ねてみれば、

【17】

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自ずと人生のあり様に想いを巡らすことになる。

【18】

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【19】

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夏バラが付ける花々が、これまでより一層輝いて見えた気がした。

【20】

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◆70年前の8月6日も広島は夏空が広がっていたそうだ。合掌。



※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/08/06 19:52:47 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2015年07月31日 イイね!

7月の夕景 〜暮れなずむ富士と月〜

7月の夕景    〜暮れなずむ富士と月〜
2015年7月21日(火)。


この日は早い時間に退社した。

そのため陽の沈む時刻に帰宅できた。




梅雨明け直後、晴れて、珍しく透明度の高い夕刻。

【1】

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北西の空が茜色に染まり、黒い雲の塊を浮き立たせていた。

【2】

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刻々と空は色を、雲は形を変えてゆく。

【3】

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ほんの僅かな時間、地平線近くで繰り広げられる鮮やかなショー。

【4】

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久しぶりの夕涼みを愉しむ富士は、遠くシルエットを浮かべていた。

【5】

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この空を見上げ、ヒトはなにを思うのか。

【6】

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この空の彼方に、ヒトはなにを願うのか。

【7】

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この空に向かい、ヒトはなにを誓うのか。

【8】

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この空と…。

【9】

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《番外編》


今月半ばで舞が当家に来て丸17年が経過した。

【10】

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近況は芳しいものではないが、今も一緒にいてくれていることこそが嬉しい。

【11】

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様々な形で舞を応援してくださる方々に、この場を借りて心から感謝申し上げます。



※EOS 5DMarkⅢ SIGMA Art 35㎜ F1.4 DG HSM【Top/6-9】
 EOS 6D Carl Zeiss Makro-Planar T*2/50㎜ ZE【1-5】
 PhotoFunia【10-11】



(了)
Posted at 2015/07/31 20:19:57 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2015年07月30日 イイね!

Summertime Green

Summertime Green
2015年7月19日(日)。


夏空の下、神代植物公園で

見かけた緑濃い植物たち。




この日はダリアと夏バラを撮ろうと出かけたのだが、

涼しげな姿を見せてくれていた緑の植物に、いつも以上に惹かれるものがあった。

【1】

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この時期、緑陰にほっとする。

【2】

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水に浮かぶ姿に涼を感じる。

【3】

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多彩でなくシンプルな色構成が却って清々しい。

【4】

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暦は小暑から大暑に移行しつつあった。

【5】

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1年の中で最も暑い時期に差し掛かっているのだ。

【6】

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植物たちは、その灼けるような陽を、広げた枝葉で柔らかく変換し地上に投影する。

【7】

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水分をたっぷりと含んだMIDORIたちは、焦燥に追い立てられる我々の日常を、

【8】

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フレッシュグリーンの香りで誘い、さりげなく労ってくれているかのようだ。

【9】

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開発という名の環境破壊が進む時代にあって、

その青々とした、そして瑞々しい花や葉は、

【10】

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我々のCOCOROをどれだけ癒してくれることか。

【11】

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梅雨が明けた東京は夏真っ盛り。

【12】

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ときに木陰でCOCOROを洗濯し、常に新鮮で前向きな気持ちを持ち続けたい。



※Leica Q(Typ116)【Top/2/8/10】
 EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM【1/3-7/9/11-12】



(了)
Posted at 2015/07/30 06:58:42 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2015年07月24日 イイね!

夏野花 PartⅢ

夏野花 PartⅢ
早いもので夏真っ盛りの時季となった。

夏の野花の掲載もこれが3回目である。

メジャーな花たちではないが愛敬がある。

そんな野花を今回も掲載しよう。




温室やハウスで観賞用に育てられた一線級の花ではなく、

より自然に近い環境で、良い意味で放任された花たちは、土の香りがする。

【1】

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特に夏のこの時期、朝露が光る頃、生きた草花の匂いが濃厚だ。

【2】

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青臭くもあり、湿っぽくもあり、それでいて爽やかな清涼感を伴う。

【3】

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日中、強烈な陽射しを浴びながら、

地中で水分や養分を集めつつ、着々と種を残す段取りに余念がない。

【4】

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野花たちを見ていると、まだ多感だった頃に高原を旅した記憶が蘇える。

【5】

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あの頃は通信手段も限定され、今のような情報ツールもなかった。

【6】

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群れることを嫌い、好んで単独行動を繰り返した自分には好都合だった。

【7】

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遠い高原に向かうとなれば、分厚い地図を携えて、夜明け前にセルを回し、

延伸前の高速を終点まで一気に駆け抜けなお、暗く長い一般道を

単気筒のリズミカルな鼓動を感じながら、ただ黙々と走り続けた、

そんな不器用で不便で、でも掛替えのない日々..。

【8】

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高原の奥のあの場所は、今も変わらず在るのだろうか。

【9】

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テントを張った空き地周りは樹々に隠され分からなくなっただろう。

【10】

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名前も知らぬ集落で出逢ったおばあさんは安らかに暮らしているだろうか。

【11】

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洒落たブーケや豪華な花束を見ても、胸に高原の風が吹くことはない。

【12】

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葉蔭に期せず夏の野花を見つけたとき、ふいに一陣の風が駆け抜ける。

【13】

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若く我武者羅だったあの頃に戻る術はない。

【14】

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何もなかったけれど、総てを持ち得たあの頃は、遠い記憶の青の時代。

【15】

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夏の野花は、青かったあの頃を思い出させる魔法の触媒なのだろうか・・・。



※EOS 5D MarkⅢ EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


(了)
Posted at 2015/07/24 21:34:32 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記
2015年07月19日 イイね!

夏の富士 〜黄昏のひととき〜

夏の富士 〜黄昏のひととき〜
2015年7月13日(月)。


南洋に産まれた大型の台風の影響か、

この日は午後から強風が吹き荒れた。




そのせいなのか、日没の頃、

富士山が優美なシルエットを浮かべてくれた。

【1】

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風に流れる雲が手前の山を舐め、

富士山頂にも千切れた雲片が見える。

【2】

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決して透明度は高くないが、

夏のこの時期、

雪を抱かない富士の山肌を拝めるなんて。

太陽は富士のはるか北側に落ちてゆく。

【3】

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落ちる陽の赤を照り返し、

朱に燃えることを期待したが、

この日は残念ながら、

薄い曇りガラス越しに観るようだった。

【4】

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梅雨の幕間は、

雲と夕日の織り成す淡い富士のショートストーリー。

【5】

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季節は、夏への最終コーナーをゆっくりと曲がりつつあり、

夏の富士は夕景に溶けてゆく。。。


【6】※左端に小さく富士の写るこの画のみ7/14のBlue Hour

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※EOS 6D EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM(【6】のみLeica Q)


(了)
Posted at 2015/07/19 08:03:37 | トラックバック(0) | 雑記・備忘録 | 日記

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「↑×2 なぜか以前の投稿が再掲されてしまいました。新年早々失礼しましたm(__)m」
何シテル?   01/01 16:57
【現在休止中です】 ・原則として「何シテル?」、同日内の過剰な多投稿、誹謗中傷と思しきもの  などは閲覧いたしません。 ・フォローバックが条件のフォローに...
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