2016年3月5日(土)。
早朝の小金井公園で「菜の花」と
「ベンチのある光景」を撮った。
小金井街道沿いの桜の園に小ぶりな花壇がある。
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毎年ここには菜の花が植えられ、桜の時季には、
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黄色とピンクの華やかなコラボレーションが楽しめる。
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しかし今回訪れたタイミングでは、桜の開花にはまだ遠く、
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菜の花も開花こそすれ十分な花付きとは言い難い状況だった。
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空模様も残念な曇天で、色彩を堪能するには至らなかった。
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ただ菜の花の撮影には、太陽が燦々と降り注ぐ環境だと
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色飛び=飽和することが多く、却って良かったのかも知れない。
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柔らか目のヒカリのもと、珍しく+EVで撮ることにした。
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一方、もうひとつの主役に抜擢したベンチ。。。
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小金井公園には滅法ベンチが多い。
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雲によって薄暗く感じるほどの春の朝、公園に佇むベンチは、
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静寂の気配を漂わせながら、それぞれに何故か味があった。
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新しいもの、古いもの、密集するもの、単独のもの、
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素材の違い、使用感の違い、背景の違い‥‥。
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人が座ることを前提に作られ設置されたにも関わらず、
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明らかに利用率の少ないものや朽ちかけているものまで、
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様々なベンチが園内各所に点在していることに改めて驚いた。
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冬から春へと季節が移らんとする朝、何気ない風景だけど、
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その一瞬の景色を切り取ることに没頭した土曜日。
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古民家と梅の花は、移ろう時に戸惑っているのだろうか。
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林の片隅に凛と咲いた椿は、
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早春の終わりをひとり慈しんでいるかのように見えた。
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※EOS 5D MarkⅢ EF70-200㎜ F2.8L IS Ⅱ USM
(了)
Posted at 2016/03/13 21:11:41 |
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